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移転後のイメージに役立つかも?VRの可能性とこれからの課題

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移転後のイメージに役立つかも?VRの可能性とこれからの課題

「PS VR」の発売をきっかけにして、VR技術の注目度が一気に高まっています。また最近では不動産や建築業界を中心に、企業でも活用事例が次々と報告されています。今後もしかしたら、オフィス移転のイメージとしても、このVRが活躍する時代がやってきそうですね。
そんなVR技術ですが、実はその歴史は非常に深いことをご存知でしょうか?知っておくとちょっと自慢が出来るようなVRの歴史や基本的な知識、現在報告されている様々な活用事例、そして今後の展望や課題などのVRの基本知識をまとめました。

VRってそもそも何?その概要や歴史まとめ

【引用元:pixabay】
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移転先のオフィスを映像だけでリアルに感じられる。そんな技術を可能にしつつあるVRは「Virtual Reality」の略であり、日本語では「仮想現実」といったように表現されています。人工的に作り出された空間やイメージ映像を元に、まるでそこにいるかのように様々な行動ができる技術を指すわけです。そしてその前身ともいえる技術が誕生したのは、なんと1930年代にまでさかのぼることができます。
様々な先端技術が大きく進歩する背景には、よく戦争の影が見え隠れすることがあります。VRもその例にもれず、第二次世界大戦中、パイロットたちが飛行機の操縦を覚えるためのシミュレーターを活用していました。この技術がいわばVRの前身と呼べるものだったのです。そこから年代を重ねる毎にVR技術の基礎ともなる研究や開発は続けられ、1960年代には、VRゲームなどで装着するような「ヘッドマウントディスプレイ(HMD)」が初めて世にでることとなりました。
その後1986年から、VRの認知度は一気に高まります。それはNASA、アメリカ航空宇宙局によって開発された仮想の宇宙空間での訓練に活用された「Virtual Environment」という技術がきっかけでした。そして1990年代、ヘッドセットをつけてバーチャル空間を見ながらゲームができるVRゲームのブームが起き、にわかに活気付くのですが、結局そのまま下火になってしまいました。
そして10年以上経った2012年には、パルマー・ラッキーによって開発された「Oculus Rift」というVR技術によって、VRがまた日の目を見るようになります。そこから2014年にfacebookがOculus Riftを買収したことがきっかけで、VRブームが再点火されます。こうした経緯を経て、2016年にVR製品が次々と販売され、「VR元年」と呼ばれるようになったわけです。

ゲームや企業で活躍!VRの活用事例

【引用元:pixabay】
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VRが大きく活用されている場所として、私がまず思いつくのは「ゲーム業界」です。最近ではゲームエキスポや展示会などを覗くと、その技術を体験したい人々の行列をいたるところで目にすることができるでしょう。その内容はアクションやレーシングなど、VR技術を存分に楽しむことができるジャンルが大半を占めています。
それ以外でも、様々な企業がVRをたくみに活用しています。例えば家具やインテリア、雑貨などを豊富に取り揃えているIKEAでは「IKEA VR Experience」を実施。これはHMDを装着することで、VRで再現されたキッチンショールームを見ることができるというものです。しかもユーザーは単にそのショールームを眺めるだけでなく、コントローラーを操作することで部屋の中を歩いたり、あるいは設置されている家具の開け閉めなどをすることができます。キッチンの様子をよりリアルに疑似体験できるというわけです。
そのほかにも、VR技術を取り扱うナーブ株式会社では、不動産事業者向けにヴァーチャル空間での内見を可能とする「VR賃貸TM」というサービスを提供しています。賃貸や先ほどのショールームなどの場合は、実際にそこに足を運んだり鍵の受け渡しがあったりと色々不便です。そこでVR技術を応用することで、実際にお部屋に行かなくてもその中を詳しく見て回ることができるというわけですね。この技術が発展すれば、部屋だけでなく一軒家全体や、あるいはオフィス移転のためのイメージを覗くことができるようになるかもしれませんね。
そのほかにも、VRで高山や山の自然環境を再現してトレッキング体験などをできるサービスや、ニューヨークなどへの留学体験ができるサービス、そしてプロサッカー選手のネイマールの視点を体感できるVR動画など、実に多彩なサービスが展開されています。

VRはこれからどうなる?その未来と課題

【引用元:pixabay】
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2016年に入ってからVRゲームや企業コンテンツが次々と開発・発表されていることは先ほど述べました。これからは移転先オフィスのイメージ映像など私たちにとっても身近な技術がどんどんと開発されていくでしょうが、まだまだ普及には課題が残されていると言われています。
その課題の1つがHMDの存在。今はVRを楽しむために専用のヘッドセットが欠かせないわけですが、長時間つけていることで目や頭にはかなりの疲労が出てしまいます。また、企業として導入する場合も、コストやサービスのイメージがなかなかつきにくいという声もあります。今年はVR元年と呼ばれる通り、まだまだ導入初期です。そのためまだまだ様子見をしているゲームユーザー・企業というのが多いのが実態です。
しかしその中でも、少しずつVRが社会に溶け込む要素が整い始めているのも事実です。現在VR技術はゲームなどで没入できるものから、リアルな体感ができるもの、ライブ中継を視聴するもの、シミュレーションによる学習などを中心にサービスやシステムが展開されています。すでに市場が出来上がりつつあるため、今後VRの開発スピードは加速度的に高まると予想できます。
アメリカのゴールドマン・サックスはVR市場の予測を立てたのですが、2025年には10兆円市場規模にまで成長し、その規模はTVを抜くとさえ考えられているのです。それだけのポテンシャルが、今のVR市場に眠っているということなのでしょう。
今年になって人気に火がついたVRですが、その背景には様々な技術開発の歴史がありました。そして今後さらにこの技術が身近な存在になってくるかもしれません。オフィス移転のイメージ映像や皆さんの会社でのサービス展開などにVR技術が役に立つ日は、意外とすぐそばにあるのかもしれませんね。

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