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オフィスの広さ別【小規模事務所のレイアウト事例】

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オフィスの広さ別【小規模事務所のレイアウト事例】

オフィスの広さ別【小規模事務所のレイアウト事例】

効率よく仕事を行うために、それぞれの事情を鑑みてオフィス内のレイアウトを考え出すことは、より多くの利益を生み出すためにクリアすべき企業の課題と言っても過言ではありません。大企業から中小企業まで、時には個性溢れるもの、またある時には効率を重視したものまで千差万別のレイアウトが存在します。今回は、小規模でも仕事の効率など様々な観点からうまく編み出されているレイアウトの事例を紹介していきます。

広さ30坪までのオフィスレイアウトの事例

【引用元:GAHAG】
【引用元:GAHAG】

最初に、比較的広めである30坪までのレイアウト事例を紹介していきます。
4人程度の従業員が働く小規模の法律事務所を例にとると、この業界ではまず防犯性の高さが最優先されます。裁判を巡る話し合いの中でトラブルが発生し、事務員が負傷する事案も過去にあるので、無人のエントランスを採用し、呼び出しには内線電話を使用しなければならないなど、不審者を容易にオフィス内に立ち入らせないような工夫を施しています。さらに、プライバシーを守る重要性もあるので、各席をパーテーションで区切って、来訪者同士が顔を合わせないようにするレイアウトが特徴となっています。
次に紹介するのは、少数精鋭で業務を行っているIT関連の企業におけるオフィスレイアウトです。営業やデザイナー、内勤業務に従事する社員などの8名程度で働いており、個人作業を行っていても全体会議へすぐに入れるような、効率の良い構成になっています。各人が作業に集中しやすいようにデスクは壁付けになっており、サイドパネルを立てることによって外界の雑音をシャットアウトできます。そして中央には従業員全員が座れる昇降式のテーブルが用意されていて、作業を中断してすぐに全体会議に移れる体制が出来上がっています。

広さ20坪までのオフィスレイアウトの事例

【引用元:GAHAG】
【引用元:GAHAG】

オフィス家具の設置などにやや制限がかかるなど、業務内容によっては色々と工夫が必要となってくる、広さ20坪までという比較的小規模なオフィスのレイアウト事例を次に紹介していきます。
とある運送業者のオフィスでは、本筋の荷物の集配作業で使われるスペースとは別に、いわゆる事務所としての利用目的で使われている場所がありますが、事務作業を行うスペース、そして役員室のスペースを作り、その間をパーテーションで区切る、というレイアウトを取っています。また、業務の性質上来訪者も多いので、待合室のスペースに配慮がなされています。比較的ゆとりのある広さを取って来訪者に狭苦しい思いをさせないようにし、さらに速やかに役員室へ通ることができるように隣り合う形で配置がされています。
また、この規模になると、オフィス本体として使用するよりも、別室として使われるケースも増えてきます。例えば、ある程度の人数を集めて開催されるセミナーなどちょっとしたスペースが必要なときに活用されています。外部からゲストを招いて開催されるものなので、イスや机といったものは多少なりとも高級感溢れるものを使用し、落ち着いた室内という印象を与えるため、パーテーションなども白や黒などを基調とした例が多いです。

広さ10坪までのオフィスレイアウト事例

【引用元:GAHAG】
【引用元:GAHAG】

10坪くらいになってくると、企業側としても相当な工夫をしないとベストなレイアウトを組みにくいものですが、そんな条件下でも事例はいくつか存在します。
アパレル業界では、性質上女性のみがオフィス内で働いているケースも多くなります。安全性を重視しながら、来客者にも対応できるようなレイアウトを考え出さなければなりません。事例としては、エントランスに受付スペースを設けることで迅速に対応できる体制を整えつつも、カウンターをオフィス内が見えない程度に高く設置するレイアウトが作り出されています。また、ドアを設置することで受付スペースとオフィススペースの境目をはっきりさせる工夫もこらしています。
店舗と事務所を兼任しているようなオフィスでは、10坪という敷地を最大限活用し、狭さを感じさせないようにしている事例も多く見受けられます。店舗エリアにおいては来客者に圧迫感を感じさせないよう、デスクやチェアーにはカラフルな色使いを用いてポップな感じに仕上げる工夫が見られます。事務所は狭いながらも最低限1、2人が作業できるように設計されており、資料などの収納性が優れている他、休憩できるスペースも確保できるようになっています。

広さ5坪までのオフィスレイアウト事例

【引用元:GAHAG】
【引用元:GAHAG】

5坪程度と言っても、必ずしも業務がやりにくくなるわけではありません。従業員の人数にもよりますが、レイアウト次第では最低限のスペースを十分に確保できるのです。
とある生命保険コンサルタント会社では、独立開業へのステップとして5坪程度のオフィスを選択しています。デッドスペースを効果的に減らすコンセプトが至る所に見受けられます。書類などは隙間なくきっちり埋められるように、限られた範囲内でもスペースを有効活用できるようなレイアウトとなっています。また、より広いオフィスに移転する場合に備えて、現状のレイアウトをそのまま拡張して使えるように考えられています。こうすることでオフィス家具の廃棄など、ムダな手間を省けるようにしているのです。
起業や創業をする人が利用する事務所としてのインキュベーションオフィスにも、限られたスペースを有効活用する例が見られます。ユニークなレイアウトとしては、デスクスペースにフレームラックを利用することで資料などの収納性をアップさせ、余計なスペースを取らない方法です。また、フレームラックが丈夫な材質のものであれば、小型のプリンタやFAX機なども置け、さらなる省スペースに貢献します。一方で、外界に接する窓の部分には何も置かないことによって、狭いながらも開放感を味わえるような工夫もなされています。
いかがでしたか?狭いオフィスでも、それに見合った適切なレイアウトを生み出す事によって、満足度の高い仕事ができます。今回紹介したオフィスの事例は以下のサイトに掲載されています。他にも数多くのレイアウト事例があるので、色々と検証してみて自社にとって最適と思えるものを探し出すのも1つの手段かもしれません。
【参考サイトはこちら】 

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