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オフィスにデザインに大切なカラーコーディネートとは

オフィスのお役立ち情報

オフィスにデザインに大切なカラーコーディネートとは

オフィスにデザインに大切なカラーコーディネートとは

​オフィスの移転やリニューアルの際にはレイアウトだけでなくデザイン性にもこだわりたいですよね。従来型の事務所感が強いオフィスより、カラーコーディネートを取り入れたオフィスの方が従業員のモチベーションアップも図れ、来客の印象が良くなることは間違いありません。ここでは、色の持つ力とそれを上手にオフィスに取り入れる方法をご紹介します。

​オフィスのカラーコーディネートの意味

【引用元:写真AC】
【引用元:写真AC】

​オフィスの移転やリニューアルの時には必ずそのオフィスにどんな環境を整えたいのかを決めていきますが、そのコンセプトに沿ったカラー選びも重要なポイントになります。例えば会議室はモダンな印象で作るのか、カフェスペースはナチュラルテイストにするのか、役員室や応接室を重厚感のある雰囲気にしたい、ちょっとしたミーティングもできカジュアルに過ごせる空間も必要だ、などその場所の用途や業務形態によってそれぞれの色選びが違ってくるでしょう。
ひとつのオフィスの中でもエリアごとに用途が異なるように、場所にあったカラーも違います。ただおしゃれだから、というのではなく意味のあるカラーコーディネートが会社のイメージアップや生産性の向上につながるのです。せっかく多大なお金をかけて移転やリニューアルを行うのですから、色の持つ効果も上手に利用してデザインをしていきましょう。
ご存知の方も多いかと思いますが、色には心理的影響を及ぼす力があります。どんな色がどのような効果をもたらし、オフィスでそれを効果的に取り入れるにはどこにおくと良いのでしょうか。
まず、色の持つパワーとそれを効果的に使える場所を考えてみましょう。バランスが重要なカラーコーディネートは、できればプロに相談しながら行うのがベストかもしれません。

オフィスで使える!カラーと効果について

【引用元:写真AC】
【引用元:写真AC】

「赤」
人間が本能的に刺激される色としてコーポレートカラーにも取り入れられることの多い色です。積極的な意見交換の場として使いたい会議室などにもポイントとして入れると効果的です。
「青」
冷静で論理的な色として効果を発揮してくれます。単純作業を続けるような執務室で、飽きずに集中力を発揮できるカラーです。
「黄」
注意喚起や神経の興奮をもたらす作用があります。数学的なセンスや論理的構築を必要とするような場合に脳を活性化させてくれますので、執務室の一部にこの色を使ったエリアを作るのもおすすめです。ただし、全面に使用してしまうとかえって混乱してしまうので、あくまでもアクセントにするのが良いでしょう。
「緑」
人を癒す力があります。自然や調和をもたらすこの色は、フリースペースやリラックスできるエリアに置くことで仕事の疲れを癒し、リフレッシュ効果を最大限に引き出してくれるでしょう。
「茶」
ダークカラーのブラウンには落ち着いた気分にさせる効果があります。堅実な印象も与えてくれるので応接室などにも向いています。
「グレー」
日本のオフィスの定番とも言えるこの色は実は仕事の能率をあげる効果があります。一方で独創性や行動力を抑えてしまうこともあるので、メインカラーにする際は他のポイントカラーも取り入れるのがいいでしょう。

​カラーコーディネートに適した場所とは

【引用元:株式会社MACオフィス】
【引用元:株式会社MACオフィス】

では、実際オフィスのどこに効果的なカラーを取り入れれば良いのでしょうか?ただやみくもにコーポレートカラーをオフィスの至る所においてみたり、会議室にむやみにカラフルでポップなカラーをおくのは適切といえない場合もあります。色の持つ力を効果的に使えるような場所でカラーコーディネートするからこそ、新たな価値や可能性が生まれるのです。
例えばお客様を迎える応接室やエントランスなどは、おもてなしの気持ちを表現できるようなカラーがぴったりです。優しい木目調やナチュラルなグリーンでリラックスする効果がもたらされます。また、執務室に集中力を高めるブルーを取り入れたい場合、壁や床全面をブルーにすると圧迫感がでてしまいます。一部分をブルーにしたり、グラデーションを取り入れる工夫も必要です。グレーには調和を深める力があるとされています。会議室などはこの色が好まれがちですが、はっきりと自分の意見を言えるようなエネルギーも欲しいですよね。そういった効果をもたらす暖色を一部分でも取り入れることが活気ある会議室を作り出す鍵にもなりえます。
このようにカラーコーディネートの意味をしっかりと知った上で適切なデザインをしていけばオフィスの雰囲気が一気に変わるのです。大規模な移転ができない場合でもレイアウト変更とともにカラーコーディネートを変えれば業務効率は確実に良くなると言ってよいでしょう。

​カラーコーディネート事例

【引用元:株式会社MACオフィス】
【引用元:株式会社MACオフィス】

こちらはオフィスのエントランスや執務エリアに大規模なリニューアルを行った事例です。
エントランスデザインにはコーポレートイメージを感じられるようなデザインを施しています。まず、エントランスに受付を設置せず、壁面に小さなカウンターを作り内線電話を置くだけにしてあります。一見それだけだと来客が戸惑うような空間になりがちですが、エントランス中央に丸い柱が樹木のように立っていて、モニターが設置してあります。柱の上部の天井はグリーンのグラデーションカラーで生い茂る木の葉のようにデザインされています。これは樹木の生長と人の成長を重ね合わせたデザインで「人材育成」をキーワードとしたこの会社のコンセプトをストレートに伝えることができ、木目やグリーンで来客に安心感を与えてくれます。
執務室では各部門のワーカーがアクティブに動き回ることができ、コミュニケーションが円滑になるようなゾーニングを行いました。平面のワンフロアにフリーアドレスのデスク、ミーティングブース、集中ブース、カフェエリア、読書ラウンジなどをパーテーションや色によって視覚的に分けています。執務室ではデスクの形によって椅子のカラーを変えていて、積極的に意見交換ができるようなデスクには赤やオレンジの暖色系の椅子を置いています。また、コールセンター業務のデスク周りにはブルーの柱や壁に落ち着いた濃紺のラインが施してあり、お客様対応に集中できるようなカラーリングが特徴的です。
カフェスペースは床やカウンター、パーテーションにナチュラルなブラウンやグリーンを取り入れ、リラックスできるひとときを演出しています。
このように平面空間に雑多な雰囲気がでない絶妙なバランスでカラーコーディネートをしているオフィスが働く人の快適さを実現し、社員のモチベーチョンアップに貢献しています。
【施工事例:株式会社MACオフィス】
​無機質な事務用品がただ並んだオフィスよりも企業のコンセプトや事業内容を彷彿とさせるようなデザインを取り入れたオフィスが注目を浴びるようになって久しいですが、ここでは特にカラーコーディネートについての重要性をまとめました。オフィスの移転やリニューアルをする際はぜひカラーコーディネートを取り入れてみませんか?

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