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オフィス移転の物件探し、内覧でチェックしておきたいポイント

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オフィス移転の物件探し、内覧でチェックしておきたいポイント

オフィス移転の物件探し、内覧でチェックしておきたいポイント

​オフィス物件を探している際、ある程度絞れてきたら内覧に行きますよね。内覧はとても重要なのでこの時にしなければならないことをきちんとリストアップしておきましょう。ここでは実際に物件の内覧に行った際、見るべきところやチェックすべき点をわかりやすくご説明します。内覧に行くときは女性目線で見なければいけない部分もあるので、できれば男女両方で行くのがおすすめです。

​内覧時に見るべきところ

【引用元:写真AC】
【引用元:写真AC】

​・オフィスレイアウトに合うか
実際に物件を選ぶのと同時にオフィスレイアウトを考えるのが一般的ですが、できればオフィスデザインを担当している人も一緒に内覧に同行してもらうのが良いでしょう。
・他にどんなテナントが入居しているか?
ビル自体は良さそうでも、他に入居しているテナントの雰囲気が良くなかったり、競合している会社があるようでは困りますよね。また、ひとつのフロアにいくつもの会社が入居している場合には共有部分の利用もありますので必ず確認、検討すべきです。ビル自体の顔でもある1階にどんなテナントが入っているかも重要です。飲食店や店舗などの場合もしかりです。入居テナントを見るとオーナーの審査基準も見えてきます。
・天井
天井の高さは一般的に2.5m以上あると快適に仕事ができると言われています。あまりにも天井が低いと圧迫感を感じやすくなってしまうので注意したいポイントです。また、旧オフィスで使用していたパーテーションを再度使いたいという場合はそれができる高さの天井の物件を探す必要があります。その他、天井には照明や空調、火災報知器などがついています。これらはレイアウトに大きくかかわってきますのでその位置や大きさを見ておきましょう。
・日あたり
もちろん眺望がいいのに越したことはありませんが、全面ガラス張りで日当たりがきつすぎる物件も考えものです。合わせてきちんとブラインドが設置されているかどうかも確認しておきましょう。また、窓が開閉できるかは空調コストにかかわってくるのでこれも確認しましょう。
・設備面
コンセントの位置や数はもちろん、OAフロアの有無や電気容量、各種回線有無や電気水道の契約方法、空調の種類やセキュリティの有無、駐車場の有無などは基本的な確認事項ですので漏れのないようにしましょう。
・環境
外や隣からの騒音などはありませんか?また室内の匂いなども実際に内覧してみて初めて確認できるので、物件情報ではわからない現状を観察しましょう。換気が悪い室内も仕事に支障が出てくるので、はじめに確認しておきましょう。原状回復工事が済んでいるのにもかかわらず、なにか汚れや破損を見つけたならその場で申告しておかなくてはいけません。

​周辺環境もきちんと確認を

【引用元:写真AC】
【引用元:写真AC】

​内覧に訪れる際には最寄駅からの所要時間や経路をきちんとチェックする必要があります。また、社員が通勤に使うことになる交通機関やその混雑状況、取引先へのアクセスなども把握しておきましょう。
毎日通うことになるオフィスの中はもちろんですが、オフィスの周辺環境も働く人々にとって大切な要素です。オフィス周辺の治安が悪いのは、あまり良い環境とは言えません。内覧に行く物件周辺には飲食店や商業施設、コンビニはありますか?また、銀行やATM、郵便局、病院などがあればなお便利と言えます。
物件周辺の車道や歩道の混雑状況も見ておきましょう。夜間遅くまで働くことが多い職場などは、タクシーがつかまえやすいかなども調べておくといいでしょう。合わせて周辺にお客様になりそうな業種の会社などはないかなども見ておくと良いですね。
物件に着いたら実際に使うオフィスの内部だけでなく、ビルの共有部分についても見ておく必要があります。
・エレベーター
エレベーターの台数が充実していれば問題はありませんが、多数のテナントが入っているにもかかわらずエレベーターの数が少ないようだと出勤時間や昼休憩の時間に混み合ってしまって時間のロスになってしまうことがあります。また、搬入搬出などを頻繁に行うような業種の場合は貨物用エレベーターがあるかどうかもポイントになります。これがないと一般のエレベーターを占有してしまう場合が出てきてしまい、他テナントからクレームが入ることもあります。そして、エレベーター内部の清潔さもポイントのひとつです。
・共有部分
給湯室はきちんと清潔が保たれていて使いやすいでしょうか?トイレはウォシュレットなどが付いているかの設備面や清潔感があるかもチェックしておきましょう。喫煙者にとっては不可欠な喫煙ルームもあるか確認しておきましょう。

​内覧時に見落としがちなポイント

【引用元:写真AC】
【引用元:写真AC】

​最後に、つい見落としてしまいがちな内覧ポイントを挙げていきます。入居してから気づいたのでは遅いので、しっかりと漏らさずに確認しておきましょう。
・電波状況
まずはその物件内の電波状況です。まれにオフィス内で電波が繋がらない、という場合があります。社内の主要な場所では各キャリアの電波がきちんと繋がるかどうかを確認しておきましょう。
・オフィスビルのエントランス
エントランスの開閉時間や休日の出入りが可能かどうかは必ずチェックしましょう。また、エントランスはビルの顔でもあり、そこに入居しているテナントのグレード感も現れてきます。テナント掲示板がきちんとしているか、分煙化されていて喫煙コーナーがあるかなどもチェックしておきましょう。来客者や入社志望者が最初に目にするエントランスですので、自社のイメージに合った印象のエントランスであるかを見ておきましょう。
・水周り以外の共有部分
メールボックスや駐輪場、ゴミ置場などがきちんと清潔に保たれているかの確認も大切です。他のテナントのマナーや管理状態の良し悪しもこれでわかります。
・設備の使用可能時間
24時間使用可能な物件だったとしても、エントランスの閉まる時間や閉まってからエレベーターが止まる物件があります。時間外にオフィスを利用する場合、セントラル空調の物件だと夜間の空調が使えないことがあります。
・ビルオーナー
入居テナントのところでも触れましたが、ビルオーナーの審査基準が甘そうな物件と、品格のある企業が名を連ねる物件ではオーナーの対応がかなり違ってきます。に長期的にお付き合いしていけそうな安心感のあるオーナーかどうかもきちんと見ておきましょう。
以上のようにオフィス物件の内覧はとても奥が深いということをお分かりいただけたと思います。1日に何件も内覧に行くのはとても大変な作業になりますので、ひとつひとつ丁寧に漏れのないよう確認しましょう。あらかじめチェック表を作っておくとスムーズに確認することができ、時間短縮もできるでしょう。

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