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リクルーティング効果も上がる!?オフィスデザインと企業価値の関係性とは

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リクルーティング効果も上がる!?オフィスデザインと企業価値の関係性とは

リクルーティング効果も上がる!?オフィスデザインと企業価値の関係性とは

オフィスデザインには様々な形態がありますが、より良いものを生み出すことで、従業員にプラスとなる様々な効果をもたらします。しかし「効果」はそれだけにとどまりません。独創性に富んだオフィスデザインは、企業を訪れる来訪者の目にも印象に残り、その結果企業価値を上昇させることにもつながります。今回は、新卒などのリクルーティング効果も考えられるオフィスデザインと企業価値の関係性を考察していきましょう。

時代と共に変化したオフィスデザインの考え方

【引用元:GAHAG】
【引用元:GAHAG】

かつての時代は、オフィスとは「単なる作業場である」という考え方が支配していました。とにかく仕事の上で成果を出せればそれで良く、そこは無味乾燥な空間でしかなかったのです。そして企業の側からすればコストの一部分である従業員が働く「単なる箱」でしかありませんでした。
しかし時代の経過とともに、オフィスに対する考え方も劇的に変化しました。ワークスタイルの変化により、オフィスは必ずしも仕事をするだけのところではなく、より生産性を高めるために(従業員のモチベーションをアップさせるために)デザイン性も求められるようになったのです。
そして現代では、IT系企業の急成長により、海外を中心に「遊び心のあるオフィスデザイン」というものも生み出されるようになってきました。リフレッシュスペースに、子供のころ遊んだ遊具や多人数で楽しめるようなものが設置されるようになったのです。そこはもはや単なる休憩所という枠を超えて、全力で遊びを追及でき、その結果仕事に対する創造性を高めることにつながるようになったのです。
以上のように、仕事がしやすく、さらに従業員が楽しめるようなオフィスデザインの創造は、オフィスを単なる作業場ではなく、従業員がより生産性を高めることのできる場所へと変貌させる可能性を追求する手段となったのです。

オフィスデザインは企業価値のアップにつながる

【引用元:GAHAG】
【引用元:GAHAG】

こうした時代の潮流により、優れたオフィスデザインを生み出すことは企業側から見れば、そのまま企業の社会的価値を上げるようにもなったのです。デザインを駆使すれば企業価値を最大化することも可能な時代になってきたと言えます。それは具体的に、3つの視点から言及することができます。まずは、そこで働く従業員に関してです。先ほども挙げたように、働きやすく、また遊び心に満ちたオフィスデザインであれば従業員の生産性も高まり、それが結果的に企業の業績アップ=企業価値の上昇につながります。
次に、企業を訪れる取引先の関係者に対するアピールとなる点です。エントランスや応接室など、来訪者が訪れる企業のオフィスエリアは原則的に限られています。その部分のオフィスデザインを念入りに構想し実現すれば「洗練された企業である」という印象を相手に持たせることにつながります。その結果「この企業と取引したい」という思いを来訪者に芽生えさせ、契約締結にもつながり、業績アップを図ることができるでしょう。
最後のポイントは、効果的なリクルーティングにつながるということです。外部から新たに人材を獲得したいと思った時は、面接などで企業に来訪する機会を作る必要があります。その時訪れた人達に「この企業で働きたい」という動機づけを持たせるようなオフィスデザインであれば希望者も殺到し、優秀な人材も集まりやすくなります。

オフィスデザインを具体的に考える、その1

【引用元:GAHAG】
【引用元:GAHAG】

それでは、オフィスデザインを通して企業価値を高める方法にはどういったものがあるのか、次に検証していきましょう。
まずは、自分達の企業がどういった「特色」を出したいのか、その概念を明らかにすることです。各フロア毎に、一貫したテーマを持ったオフィスデザインであれば、視覚的に訴えるものがあり、従業員のモチベーションをアップさせることにもつながります。また、他社との差別化が明確になり、外部の人間に自社の魅力をアピールしやすくなります。さらに、事前にコンセプトが決まっていれば、実際改装に着手する時も担当のデザイナーと意思疎通を図りやすく、余分なコストが抑えられるという側面もあります。
そして、そのコンセプトのもと、文字通りオフィス内に「色」を効果的に配色しましょう。「色」というものは視覚的に最も大きく人間の心に訴えかけるものです。例えば「赤色」は情熱的で躍動感に溢れる色であり、ベンチャー企業など活発な動きをしているオフィスに向いています。「青色」はクールで落ち着いた雰囲気を醸し出すので、堅実な経営を行っている企業に向いています。「緑色」は自然の大らかな様子を感じさせる色であり、省エネ、エコロジーを企業理念として掲げる企業に向いています。こうした色を、あまり派手になりすぎないようにオフィス内に配色すれば、従業員はもちろん、外部の人間に対してもその企業の価値というものを分かりやすく伝える手段となります。

オフィスデザインを具体的に考える、その2

【引用元:GAHAG】
【引用元:GAHAG】

他にも、オフィスデザインを通して企業価値を具現化する方法があります。特に、就活生など新社会人として近い将来働く予定の人達に対して「この企業で働きたい」と思わせるアピールとなる(リクルーティングに有利になる)観点から見ていきます。
彼らを惹きつける最も効果的なアピール(オフィスデザイン)は、現在のトレンドを取り入れる、ということです。例えば、現代の企業においてはコミュニケーションの重要性が仕事の上で大きなカギとなっています。あまり閉鎖的な空間は時代に即していません。可能な限りオフィス内の壁を取り払い、オープンなスペースを作り出せば開放感溢れる、コミュニケーションの取りやすいオフィスになり、リクルーティングにも有利に作用します。
もう一つの手法は、自然環境を取り入れるというものです。環境問題が声高に叫ばれる現代、それに対して高い意識を持っているというアピールになります。また、緑はリラックス効果もあるので仕事のオンとオフのメリハリがつけやすくなり、その結果働きやすい企業であるという印象を持たれやすくなることでしょう。
オフィスデザインを通じた、外部の人間に対するアピールは優秀な人材の確保を容易にさせる効果があります。
以上見てきたように、かつてとは考え方が変化し、より良い仕事場の雰囲気を作り出す為に「オフィスデザイン」を構想することは非常に重要な作業となっています。そこで働く従業員はもちろん、外部の人間(取引先や新しい人材)に対して何らかのプラス効果をもたらす可能性が高いからです。企業が利益追求をする上でより良いオフィスデザインを考え出すことは、今後大きなミッションの1つとなることでしょう。

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