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法律事務所や弁護士事務所開業マニュアルについて

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法律事務所や弁護士事務所開業マニュアルについて

法律事務所や弁護士事務所開業マニュアルについて

法律事務所や弁護士事務所を開業するためには、どうすれば良いのでしょうか?法律という一言であったとしても、その言葉を含む職業というものは、様々存在します。その中でも弁護士というのは、法律を扱う仕事として独立することも可能である職業です。今回は、法律を扱う弁護士などの職業の方に向けて開業について解説していきたいと思います。
 

法律事務所開業に必要最小限のものを準備する

http://osakalaw.jp/guide/detail.php?mid=67
【引用元:弁護士ガイド】

 
法律事務所を開業するのであれば、事務所を準備するために、開業資金を使用しなければなりません。開業資金というものは、事務所を開設するために使用するものですが、ここで多くを使用してしまうと開業したばかりの頃は、仕事を得ることができませんのであまり利用しないようにすることが大切です。法律事務所を開業するのに、たくさんのものはいりません。机とパソコンと電話と法律の仕事で利用する書籍など、それぐらいあれば開業することができます。事務所の開設場所ですが、自宅で開設する人と事務所を自宅とは別で開設する人の2つにわかれます。法律事務所を自宅で開設すれば、開業資金の利用を最小限に抑えることができます。机やパソコンも電話も自宅にあるものを利用すれば良いので、非常に便利です。一方、自宅以外で開業する場合、電話が複数あるのであれば自宅のものを持っていけば良いのですが、基本的にはありませんので、もう1台別に事務用品を用意する必要があります。それだけ開業資金などを使ってしまうのですが、何かしらの打ち合わせをする際に、自宅とは別の事務所で開業していれば、その場で打ち合わせをすることができます。自宅でも1つの部屋を会議室として利用すれば良いですし、状況に合わせて利用していきましょう。
 

弁護士として開業する際に、必要な保険とデータ管理

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【引用元:Pixabay】

 
弁護士として開業する場合に、入っておくと良い保険というものがあります。法律という仕事を扱う以上ミスは許されないですが、人間である以上どうしてもミスはしてしまいます。ミスをしてしまうことで信頼を失い、経済的な問題になってしまう可能性があります。その場合、助けてくれる存在として弁護士賠償責任保険というものがあります。弁護士賠償責任保険に入っていれば、多額の賠償金を支払うことになったとしても、保険が守ってくれますので安心できます。日弁連の「司法制度改革推進計画」の取組でも、弁護士賠償責任保険に入ることが勧められています。そして、事務職員を雇うことになった場合、労働保険や社会保険というものに入らなければなりません。これは、あなたが雇用者であるならば、入ることが義務となりますので忘れないようにしましょう。このような保険に入ることも大切ですが、事務所を管理するためには正しいデータ整理や管理の方法が求められます。依頼していただいたお客様の連絡先や依頼いただいた事件の内容、自分の事務所を紹介していただいた人の個人情報など、管理しておかなければならないことがたくさん存在します。自分でデータ管理が行えるのであれば良いのですが、もしできないというのであれば、データ管理サービスなどを導入することを考えていかなければなりません。

 

法律事務所を開業するための集客について

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【引用元:GATAG】

 
法律事務所を開業して運営を行っていくためには、お客様の集客を行わなければなりません。世の中には様々な仕事が存在しますが、会社の運営が難しくなってしまうのはお客様を集め、定着させることができないからです。お客様に満足いただけるサービスを提供できたとしても、集客を行わなければ会社を安定させることはできません。集客方法は様々ですが、まずは自分の自宅の周辺の人に法律事務所を開設したことを伝えておきましょう。これによって、自分の近隣に起こる法律的な問題を解決する機会を得ることができます。1つでもお客様の法律の問題を解決すると、近所の人たちに「○○さんのところの法律事務所にお世話になったのよ。」という口コミが広がるため、そこが強力なマーケティング作用を生み出します。他にもホームページなどを開設してインターネット集客などを行っている法律事務所があります。依頼内容と関係する法律の言葉を詳しくホームページで説明することで、集客を行い仕事の依頼を得られるようにしているのです。他にも、SNSなどを利用して、法律の問題を抱えている人から仕事を得る努力をしている弁護士もいます。集客というのは毎日の積み重ねと、お客様から得られる信頼があって成り立つものなので、自分が行える集客作業は継続しておこなっていきましょう。

 

1人で法律事務所を運営するのか複数人で運営するのか

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【引用元:Pixabay】

 
法律事務所を開業する場合、1人で開業する方法と複数の人で開業する方法があります。1人で開業すれば、すべてを自分で管理しなければなりません。その代わり、自身で全てを決められるため方向性を決めやすかったり状況の把握をしやすいことがメリットとして挙げられます。逆に、あなたが複数の人と法律事務所を運営していくのであれば、どのような目的で雇うのかということを考えていかなければなりません。開業するにあたって必要な役割として、経理・総務・法務は最低でも必要になるため、その役割を1人で持ちきれない場合があります。そのリスクもあらかじめ考慮しておく必要があるでしょう。
また、複数人で開業する場合にオススメなのが、自分の参謀となるような弁護士以外の専門家の協力を得ることです。例えば上記で挙げたような経理・財務のスペシャリストに開業メンバーとして入ってもらうことで劇的に工数もリスクも下がります。そのため、効率的に営業活動に取り組むことが可能になるのです。他にも、専門家がメンバーにいることでお互いの役割がはっきりします。役割分担が明確になることで、自分のやるべき業務に集中できるため、どこで何が歩留まっているのかが明確になり、PDCAを回しやすいという利点もあります。ただし、自分1人ではない分固定費もかかりますし、意見の食い違いなども起きる可能性を含んでいます。
上記のように、1人で開業する場合も複数で開業する場合も、メリットとデメリットがあることを頭にいれ、どのように独立するのかを検討するとよいでしょう。
 
 
法律事務所や弁護士事務所開業について解説させていただきましたが、色々と理解できましたでしょうか。開業するためには、仕事の管理も行わなければなりませんが、人的な管理も求められます。仕事を得るためには、集客も行っていかなければなりませんので、どのように集客するのか考えておきましょう。

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