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会社役員になれる人は課長時代にどんな自己管理をしてきたか

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会社役員になれる人は課長時代にどんな自己管理をしてきたか

会社役員になれる人は課長時代にどんな自己管理をしてきたか

会社の出世競争の中で20代は横一線でスタートし、30代で管理職になれる人間と一般社員である人間というように差がついてきます。そして40代も後半になると、管理職の中でも更に上の役員へ進む人間と管理職止まりの人間で差が生まれてきます。プレイヤーとしての能力にはそれほど差がない場合でも、役員になれる人間とそうでない人間には明確な差があるものです。
では役員になれるような人間は、どのような習慣や行動を心がけているのでしょう。
 

何事にも貪欲に取り組み、出世に対する欲が誰よりも強い

【引用元:ぱくたそ】

役員になるためには、まず本人自身が役員に絶対なりたいという出世欲がないといけません。管理職止まりでも良しとする人間の場合はどうしても役員になって上から会社を動かしたいのではなく、同僚や部下とずっと一緒に仕事をしていたので、敢えてその役職にとどまっているという人間もいます。仕事に対するスペシャリスト志向のある人は特にその傾向が強く、生涯現役で前線で働きたいと考えている人も多いものです。
対して役員に出世をするような人は常に上を見ており、自分の上にいる人間が普段どのような行動をしているか、どういった交友関係を築いているかなど細かく観察をしています。社内政治を好まない人は出世せずにずっと現場で働き、役員になるような人間は逆に社内政治が大好きで、自分が有利に動けるような根回しも得意なものです。
どちらのタイプももちろん仕事で成果を出すことを第一と考えていますが、役員になるタイプは仕事の成果以外の部分でも、評価してもらおうとする振る舞いを好み、役員にならないタイプの管理職は仕事の成果さえ出していればそこで満足、あとは勝手に周囲が評価してくれると思っているのです。どちらが良いかと断じるのは難しいですが、役員になるタイプはあらゆることにも貪欲に取り組む積極性があるといえるでしょう。
 

とにかく体力があり、パワフルでスピード感がある

【引用元:ぱくたそ】

出世をする人はとにかく体力があります。体力がなければ多くの仕事をこなして成果を出すことができませんし、素早く仕事を実行することもできません。例えば、大手の広告代理店の人間の一日などを見ると、その休日の使い方もとにかく家にいてゴロゴロして、疲れを取るといった時間の使い方はせずに、とにかく新しいこと、流行りごとに触れて交友関係を広げる、興味の幅を広げるといったことに時間を費やしています。また海外出張から帰ってきた翌日にも早朝から出勤する、徹夜で飲んでも朝何もなかったように仕事をするなど「普通の人間から見れば「いつ休んでいるの?」と言いたくなるような生活を送っています。
役員になれるような人も大半がこのように疲れ知らずで、パワフルな生活をしています。家には風呂に入って眠りに帰るだけで、殆どの時間を家の外で過ごしています。皆が全員体育会系出身のスポーツマンというわけではなく、華奢に見えるような人でも大変タフであり、また精神的にも非常に強いものを持っています。
また、病気を患い半年入院をするなどのタイムロスを起こしてはその間に同僚に差をつけられてしまいます。一流のスポーツマンがほとんど怪我をしないように、役員になるほどの一流のビジネスマンもまた体力があると同時に、病気知らずの健康体であるのです。こういった人は酒ばかり飲んでいるようでもバランスの良い食事を摂り、僅かなスキマ時間を活用してジムなどで運動にも取り組んでいます。時間の使い方もたいへん上手といえます。
 

人との交流が好きで、金の使いドコロをわかっている

【引用元:ぱくたそ】

管理職はプレイヤーの延長線上にある職務であり、自分も手を動かして働くシーンも往々にしてあるものです。しかし、役員になると実務に携わることはまずありません。方針を決定し、管理職に指示を出しますが、自分で手を動かすことはまれです。つまり、人を使えることかどうかが管理職と役員の差であり、使える人材や人脈をどの程度持っているかで役員としての働きもまた異なってきます。自
分の顔見知りとだけ仕事をしていたいという人は、現場に留まる傾向が強いですが、役員になるような人はとにかく人脈を広げることに力を注ぎます。悪い言い方をしてしまえば、自分にとって利用価値のある人間を常に探しているのです。しかし、自分のために使うだけでは有りません。もちろんギブアンドテイクで自分が相手にとってメリットの有る人間になるようにも努めています。
また、人脈を広げるのにお金も時間も惜しみません。目先のお金よりも先に得られるお金や人脈を見ているのです。その意味では常に自分で自由に使えるお金を持っており、家族や家庭を大切にしながらも、家に全部お金を入れて奥さんからお小遣いをもらっているようなことでは、人脈を広げることも難しいでしょう。ここぞという時にお金を惜しまず使う、使いどきを理解しているのです。
 

上に対してイエスマンであり、失敗を気にしない

【引用元:ぱくたそ】

役員へ出世する人間というのは少なからずイエスマンであるものです。会社の中の人間関係はどうしても派閥ができるので、まず上の人間に評価されないと、管理職から役員へ引き上げてもらえませんし、いちいち上からの指示にノーと言っていては反感も買いますし、仕事自体のスピード感も損なわれます。
まず反論する前にやってみてから徐々に仕事の内容を軌道修正していく習慣を身に付けています。イエスマンと言っても、上の人間に媚びへつらうという意味ではなく、立場が上の人間と一緒に仕事をする機会を無駄にせず、自分が相手の行動を観察するチャンスとしているのです。
また、どうしても成功の見込みが無い仕事をやれと言われても、失敗を恐れません。それは失敗を重ねたことが糧になることを理解しているからとも言えますし、上の命令で失敗したことは最終的には命令した人間の失敗にカウントされることを知っているからとも言えます。とにかく上の人間といっしょに行動する機会を増やし、その仕事の仕方や人脈を盗みどんどん自分のものにしていくのです。その過程での仕事の失敗などは全て会社が無料で勉強させてくれている、ぐらいの開き直りの気持ちで自分の経験にしていきます。
 
 
役員になる人間と、一生現場の管理職やプレイヤーで終わる人間の差は欲の強さ、体力、人好き、失敗を恐れないなどの行動習慣の違いに現れてきます。一朝一夕にこの習慣や考え方を身に着けるのは難しいですが、上を目指すのならばまず考えるよりも、すぐに行動に移していきましょう。

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