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何でも屋が持つとっておきの武器!ここぞで光る総務系の資格

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何でも屋が持つとっておきの武器!ここぞで光る総務系の資格

何でも屋が持つとっておきの武器!ここぞで光る総務系の資格

総務系の仕事は、会社によって業務内容が異なることも多いですが、幅広い知識や能力があればこそ活躍していける職務です。総務系の仕事でスキルアップや転職などに活かせる資格はどういったものがあるのかを見てみましょう。一番のおすすめは「衛生管理者」ですが、最近注目の「マイナンバー検定」やこれから活躍するであろう「メンタルヘルス・マネジメント検定」についても触れていきます。

転職にも役立つ、総務系の資格とは?

【引用元:写真AC】
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社会人になって企業に勤めるようなり、どんな仕事をするかは個人の向き不向きや会社の意向もありますが、大きく営業系、総務・事務系に分かれますよね。総務系の仕事はとても幅が広く、企業によって任される仕事内容も違いますが、様々な知識や能力が必要とされます。現在の職場ではもちろん転職したとしても強みになる総務系の資格について調べてみました。資格を持つことによって自分自身のスキルアップはもちろん給与アップも期待できます。
総務系のお仕事とは、経営に関する知識はもちろん社内の人間に対する管理能力も必要とされます。会計方面での資格では「簿記」や「ファイナンシャル・プランナー」、「会計士」などが経理系に役立ちます。また、労務方面で必ず役立つ資格として、まず一番に挙げられるのは50人以上の在籍者がいる職場では必ず1人以上の資格保持者の在籍が必要とされている「衛生管理者」です。次に注目されているのは「メンタルヘルス・マネジメント検定」や「マイナンバー検定」です。こちらは新しい資格ですがどんな業界の職種でも活かせる資格です。また「社会保険労務士」も労働トラブルに活かせる資格です。こちらはメンタルヘルスや様々なハラスメント問題に対応するのにも役立ちます。

衛生管理者資格とは?

【引用元:写真AC】
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衛生管理者資格とは、労働安全衛生法で定められている国家資格です。企業内の衛生管理を医師だけで行うことは困難ということで、その指導員のような立場の者として1947年に規定されました。主に労働者の健康障害を防止するための作業管理や健康管理を中心に労働衛生教育の実施や健康保持や健康増進のための活動を行います。つまり社員が気持ち良く働くための清潔で安全な職場環境を整えるための知識が身につきます。この資格を取ればキャリアアップはもちろん、転職にも有利です。
衛生管理者はすべての業種で50人以上の労働者がいる場合に選任が義務付けられています。衛生管理者は毎週1回は社内を巡視し、設備の作業方法や衛生状態を管理します。そして問題が見つかればすぐに必要な措置をしなければなりません。例えば、定期検診や身体に害を及ぼす可能性のある業務につく社員への特殊健康診断を行って、健康状態を把握し問題を見つけたらすぐに処置します。また社員が快適に過ごすことができる環境を作るための職場改善プランも立案します。
衛生管理者免許には第1種と第2種がありますが、試験は毎月全国各地で行われています。受験資格として実務経験や学歴制限はありますが、正答率60%以上で合格できるので難易度もさほど高くありません。現状では有資格者の絶対数が不足しているのもあり設置義務を満たせていない企業も少なくありません。さらにこの資格を持っていると「衛生工学衛生管理者」「労働衛生コンサルタント」「心理相談員」の資格を目指すことができます。

今注目の総務系資格2つ

【引用元:写真AC】
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マイナンバー制度が導入されてまだ日が浅く、制度についての理解が不十分なことが多いので、これをしっかりと学んで知識を持っていると役立つこと間違いなしです。「マイナンバー検定」の2級以上を取得すると企業でのマイナンバーの取り扱いの注意点などが理解でき即戦力になります。試験は誰でも受験することが可能で、マークシート方式で80%以上の正解率が合格基準です。
労働安全衛生法が改正され、2015年から50人以上の労働者がいる会社では年1回ストレスチェックをすることが義務化されました。このように社員のメンタルヘルスについての管理は企業にとってとても重要な課題です。「メンタルヘルス・マネジメント検定」はこれからの時代必ず役立つ資格です。企業における様々な立場の社員それぞれに応じて、必要なメンタルヘルス対策の知識や対処方法を学びます。全3種類ある種目のうち2つ以上持っていると転職にも有利です。職場でのコミュニケーションスキルの向上や問題を抱えている人への適切な対処法、職場でのストレスについての自己診断などすぐに役立つ内容です。企業の生産性の向上のためにも社員のメンタルヘルスにきちんと配慮し、職場自体の活性化を図ることが重要な課題となっています。

その他持っておくとスキルアップできる資格

【引用元:写真AC】
【引用元:写真AC】

総務系の仕事は多岐にわたり、そのジャンルも広範囲です。会社の規模や業種によっても任される職務は違いますが、どこへ行っても使える資格をいくつかご紹介します。総務の仕事では庶務や人事、労務や経営、法律など幅広い知見を持っていればいるほど役に立ちます。いっけん事務職のような感じがしますが総務というのは何でも屋であったりもします。
まずは「簿記2級」です。経理を直接任されているわけでなくても会社の経済活動の流れがよくわかるようになります。また転職にも役立ちます。経理や財務系の資格は他に資産運用や資産計画についてのスペシャリストである「ファイナンシャル・プランナー」や独立開業もできる「会計士」があります。会計士はかなの難関で実務経験も要します。
続いて「社会保険労務士」です。こちらは社会保険や労務に関するスペシャリストで、国家資格であり難易度が高めですが将来の独立、開業も見込めます。また、法務分野の基礎知識が身につく「行政書士」も独学で資格取得が望める資格です。
以上は仕事をしながら勉強をして資格取得に挑めるものもあれば、実務経験などを要し資格取得まで時間がかかるものもあります。まずは衛生管理者資格を狙い、そこからステップアップしていくのが総務系の仕事で役立つ一番の道のりだと言えるでしょう。
総務系の仕事はいわば何でも屋。幅広い知識や能力があればそれに越したことはありません。資格を取るということはその知識を客観的に証明し評価できることにつながります。実務をしながら仕事にすぐに活かせる資格にチャレンジしていくことは必ず役に立ちますし、転職にも有利です。

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