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どこがどう異なる?海外と日本のオフィスデザインの違い

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どこがどう異なる?海外と日本のオフィスデザインの違い

どこがどう異なる?海外と日本のオフィスデザインの違い

戦後日本は高度経済成長に伴い、地理学的に(面積に)制約があるにもかかわらず、先人が知恵を振り絞って仕事のしやすいオフィスというものを作り上げてきました。そして現在においてはデザイン性に富んだものも生み出され、従業員が働きやすい環境が整いつつあります。今回はそんな日本のオフィスデザインの特徴を紹介し、海外の最先端のオフィスデザインの特徴と比較し、その違いの分析を通して、日本のオフィスデザインにおける今後の進化の可能性を探っていきます。

日本のオフィスデザインの特徴とは

【引用元:GAHAG】
【引用元:GAHAG】

日本では比較的国土の狭い土壌をうまく活かし、さらに仕事に対して勤勉であり「全体の和」を重んじる日本人の特質を利用したオフィスデザインが歴史上生み出されてきました。その具体的な特徴をプラスとマイナスの両面から見ていきましょう。
・仕事上のコミュニケーションを円滑にするために「島型」と呼ばれる、横並びで向かい合わせにデスクを並べるレイアウトが採用されやすい。
・従業員同士が打ち合わせをする会議室は、1人1人の意見をしっかり聞き、反映させることができるように、広いスペースに効率よくデスクを配置する形が奨励される。
・狭い空間をフル活用するため、1つのフロアに所狭しとオフィス什器や荷物が置かれ、さらに複数の部署が同居している場合が多く、雑然としている。
・限られたスペースで仕事をするということを念頭にレイアウトが作られるため、従業員にとって重要な休憩時間を過ごすリフレッシュルームが狭い・もしくは全く無い場合がある。
近年では、海外のオフィスデザインの事例を取り入れる企業も増えてきましたが、その根底にはこれまで紹介してきたような原則があります。こうした原則と、海外の斬新なオフィスデザインをうまくミックスさせることが、オフィス内の働きやすさにおいて今後新たな展開を迎えるカギともなるでしょう。

海外のオフィスデザインの特徴とは

【引用元:GAHAG】
【引用元:GAHAG】

欧米では「個人主義」が浸透しており、仕事においても個人の能力が重視されます。年齢に関係なく成果を残せば出世できますし、逆に失敗は全て自分の責任となります。そしてオフィスデザインも極端に言えば企業としての全体的な成果は二の次で、まず何よりも個人個人が快適に働けるような環境を重視していると言えます。その特徴を見ていきましょう。
・1人1人が仕事に集中できるように、パーテーションなどで部屋が完全に仕切られており、周りの雑音などが届かないようにしている。
・仕事上の連絡をするときも、基本的にはskypeやチャットなど、パソコン上のSNS環境で行い、室内移動などのムダな時間をかけない。
・効率よく仕事をするため、デスクは基本的にスタンディングタイプのものを使用し、フットワークが軽くなるようにしている。
・休憩時に利用できるリフレッシュルームが充実しており、遊び心満載で、ひと時でも仕事を忘れ童心に帰ることができる。
以上のように、海外のオフィスデザインは一般的に、個人が仕事のオン・オフをしやすいような配慮がなされています。雑音に惑わされないので、仕事上において高いパフォーマンスを発揮しやすく、リフレッシュルームで楽しみながら休憩時間を過ごすことで次の仕事への充電となるといった効果が認められます。

海外の例から日本のオフィスデザインの可能性を探る

【引用元:GAHAG】
【引用元:GAHAG】

残念ながら現状では、日本のオフィスデザインは海外のそれらに比べて10年ほど遅れていると言われています。海外に「追いつけ、追い越せ」の精神でデザインを考え出すためには、どのようなコンセプトを念頭に置いておけば良いのでしょうか。
まず、自然(緑など)をうまく取り入れる、ということです。緑は人間に対し、肉体的、精神的な癒しをもたらしてくれます。洗練された空気の中、自然に身をおいているかのような感覚で仕事をすれば、ストレスをためることも少なくなり、パフォーマンスも向上するでしょう。太陽光をうまく取り入れた明るい雰囲気のオフィス、観葉植物をはじめとした豊かな緑の環境の中にあるオフィスデザインなどを積極的に導入するといった取り組みが、今後のオフィスデザインにおいてトレンドになる可能性も高いでしょう。
次に、遊び心を取り入れたオフィスデザインを構想する、ということです。日本人は勤勉で真面目であるが故に、オフィス内も殺風景なデザインとなっていることが少なくありません。そこに少しでもユニークさを取り入れれば、気分転換しやすくなる可能性も高まります。海外では、社長室の壁にバスケットのコートやゴールのペイントが施されていたり、休憩室に卓球台やビリヤード台、ゲーム筐体などが置かれている企業もあります。そうしたちょっとした遊び心が心の余裕を生み、快適な仕事をすることにもつながります。

日本のデザインの可能性~女性従業員を意識したもの

【引用元:GAHAG】
【引用元:GAHAG】

女性従業員が快適に働けるようなオフィスデザインを考え出すということも、海外のトレンドに一歩近づく方法と言えます。
近年、女性の社会進出がめざましくなっており、企業の発展のためにはその力が欠かせません。そういった意味でも、女性従業員に快適に、効率よく働いてもらうために彼女たちが心地よく感じるオフィスデザインを考え出す時代になってきています。海外では「レディファースト」の概念が確立されている国も多く、それをオフィスデザインとして具現化しているオシャレな企業もあります。
例えば、女性をターゲットにした海外のブランドショップなどは、オフィスとショールームが併設され、視覚的にブランドをアピールすることにつながっています。そしてエントランスや会議室、リフレッシュスペースなどにおいてはポップな色使いをふんだんに使用し、女性従業員にとって居心地がよく、なおかつ仕事のしやすい環境を整えることに成功しています。
一方、日本においても女性従業員を意識したオフィスデザイン作りは進んでいますが、セクハラなどの各種ハラスメントが現在社会問題になっているなど、真に働きやすい職場環境になるにはまだまだ道半ばと言えます。今後の発展が待たれる、と言えるでしょう。
以上見てきたように、日本と海外のオフィスデザインの違いは様々あります。日本国内において洗練されたオフィスを有する企業は徐々に増えつつありますが、まだまだ諸外国には遅れをとっている部分もあります。日本らしい個性を保ちつつ諸外国の新しい部分も取り入れ、将来的にはグローバルに模範とされるようなオフィスデザインの構築を目指していきたいところです。

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