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1967年の創立以来、「誰でも迅速・簡単・高精度に測定できる水質測定器」をコンセプトに、水質測定器の開発と普及に取り組んできたセントラル科学株式会社。簡易BOD計やCOD計などの自社ブランド製品の開発に加え、世界中の先進技術を有する製品の輸入販売を通じて、水質管理におけるトータルソリューションを提供しています。「水資源 − 水質測定器 − 人間」という理念のもと、水資源を守り、活かし続ける一翼を担う企業として、成長を続けています。
晴海プライムスクエア3階、約350坪に広がる新オフィスでは、同社の根幹にある“水”という存在を空間体験へと昇華しました。
来客エリアには、流れる水のような曲線を描く壁面を設え、透き通る水色のモールテックス(*1)を採用。 光を柔らかく受け止める左官の表情が、水面の揺らぎを想起させる陰影を生み出します。足元には豊かな植栽を配し、水草が静かにたゆたうかのような景色を創出しました。訪れた瞬間、都市の中に現れた静謐なアクアリウムのような空間が広がります。
空間構成において重視したのは、「透明性」と「循環」です。ガラスを基調とした会議室は透明性と清潔感を体現し、視線の抜けを確保した執務スペースは、互いの表情が自然に伝わる距離感を生み出しています。わずかな変化に気づき、対話が生まれ、相互理解が育まれる環境を目指しました。
フロア中央には大きなラボエリアを配置し、企業活動の中核である研究・検証機能を中心に据えています。 その周囲を執務エリアや備品収納が取り囲み、さらに窓側へリフレッシュエリアを連続させることで、人の動きが自然に循環するレイアウトとしました。
水の小さな変化を見逃さない企業だからこそ、オフィスもまた、人や空気のわずかな変化に気づける場所へ。静かで誠実な佇まいの中に、透明性と循環を内包した新たな拠点が誕生しました。
*1:薄塗りで仕上げる左官系の意匠材。防水性・耐久性に優れ、継ぎ目のない滑らかな質感が特長。