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オフィスを広く見せて圧迫感のないレイアウトを目指そう

オフィスのお役立ち情報

オフィスを広く見せて圧迫感のないレイアウトを目指そう

オフィスを広く見せて圧迫感のないレイアウトを目指そう

オフィスは企業のニーズや従業員の働きやすさに合わせた立地や広さ、間取りを基準に企業が選び、使用するものです。しかし、賃料や間取りなどの条件から狭いオフィスを使用する企業も少なくありません。そんな狭いオフィスを広く見せ、圧迫感をなくすために行うのがレイアウトです。賃貸オフィスでもある程度の間仕切り工事を行うことができます。では、圧迫感のないレイアウトはどのようにすればできるのでしょうか。

オフィスのレイアウトを考えよう

【引用元:写真AC】
【引用元:写真AC】

「オフィス内のスペースの効率が悪くてオフィスを活用できない」、「レイアウトのせいで無駄な仕事が増えている」などオフィススペースで不満に思うことはありませんか。オフィスのデザインやレイアウトを変えることで業務の効率性を上げ、従業員のモチベーションを上げることができると言われています。では、オフィスのレイアウトはどのように行われているのでしょう。オフィスのレイアウトを考えてみましょう。
オフィスをレイアウトするためには、オフィス空間にニーズやコンセプトを合わせた動線や部署などを割り当て、配置することから始まります。企業によって必要なスペースや配分は異なりますが、オフィス全体を100としてどこに何%の広さで何部屋をつくるかを決めていきます。一般的には、一般業務スペース・役員スペース・情報管理スペース・リフレッシュスペース・ミーティングスペースが必要となります。また、部署が多い場合には隣接する部署の配置などもポイントです。業務が効率的に行えるように配置していきます。
大まかな部署やスペースの配置が決まったら部署やスペース内の什器の配置をレイアウトしていきます。
例えば、デスクのレイアウトとして良く使われるレイアウトは5つです。対面式・背面式・左右対称式・同一方向に揃えるスクール式・移動式で場所を取らないフリーアドレス式です。それぞれのレイアウトにメリット・デメリットがあるため、企業のニーズやオフィスの間取りなどに合わせてレイアウトを決める必要があります。
効率的なレイアウトをするためには、社内体制や部署と連携を取りやすく、企業が運営や業務を行いやすいことがポイントになります。企業の職種によっても異なりますが、企業内で情報や知識を共有しやすい社内ネットワークを構築しつつ、リフレッシュスペースを適度に設け、従業員のモチベーションを維持できるレイアウトが理想的です。

圧迫感のないレイアウトをつくるために

【引用元:写真AC】
【引用元:写真AC】

圧迫感のあるオフィスでは、息が詰まって仕事や業務の効率が落ちてしまうかもしれません。従業員が伸び伸びと仕事ができるように圧迫感のないオフィスをレイアウトしてみましょう。
物理的にオフィスの広さを確保し、圧迫感のない広々としたオフィスをつくることもひとつですが、様々な条件などから広いオフィスを使用できない場合には限られた空間の中で圧迫感のないオフィスをつくらなければなりません。
オフィスのレイアウトは、従業員の動線を最優先につくることが基本です。業務の流れをスムーズにし、効率化を目指すためには、従業員の動き方を重視することが必要になります。従業員の人数や企業の規模に応じたオフィススペースの中でいかにスピード感を持ちながら業務ができるかがポイントです。
例えば、OA機器との距離や業務を行うグループの距離感、オフィス内のコミュニケーションを取りやすくすることも従業員の動線を考慮したレイアウトになります。オフィス内での動きやすさを考えることが精神的に圧迫感のないオフィスをつくることにつながります。
また、レイアウトの変更によっては使用頻度の少ないスペースや無駄なスペースができてしまうこともあります。オフィスの間取りや消防法の基準によってはパーテーションで仕切ることができないこともあります。そんなときはテーブルを置いたりして小さなミーティングスペースにしたり、什器置き場にしたりなど、空間を効率よく使用できるように工夫することが必要です。

広々としたオフィスをつくるための工夫とは

【引用元:写真AC】
【引用元:写真AC】

狭いオフィスを広く見せるためにはどのような工夫が必要なのでしょうか。同じ広さのオフィスでもレイアウトと工夫を加えることで広々とした空間を演出することができます。
狭いオフィスを広く感じさせる工夫は大きく分けて2つです。
まず、視覚的に広さを感じるためには明るい色を使うことをおすすめします。オフィス全体が明るいと空間を広く感じることできます。壁材や床材を白のような明るい色にするだけでなく、日当たりを良くするために窓辺に物を置かないようにすることやガラスパーテーションのように開放感のある仕切りを使用することも工夫のひとつです。オフィスビルでパーテーションの仕切り工事を行う際には、消防法の基準からパーテーションをつけることで別部屋扱いになることや火災感知器などの増設が必要になる場合があることに注意しましょう。オフィスの間取りに合わない場合は、仕切り工事ができないこともあるので確認してからレイアウトを考えましょう。
また、同じ位置にあるのに遠くに感じる色である後退色、逆に近くにあるように感じる進出色のバランスを考慮することで壁や天井との距離を視覚的に取ることができ、広く見せることができます。
2つめは、什器の配置と量です。床面積がどのくらい見えているかで空間の広さの感じ方は変わります。オフィスの1/3以上に物があるとごちゃごちゃした印象を受けると言われています。
また、オフィス内の離れた箇所を見たときに視界を遮るものが少ない方がいいでしょう。什器の配置を工夫し、視界がクリアになるレイアウトを行うことでオフィス空間を広く感じさせることができます。
広いオフィスと言っても、物理的に広いオフィス・従業員が働きやすい圧迫感のないオフィス・視覚や什器を駆使したオフィスがあります。企業が求める広々したオフィスをつくるために必要な工夫を行いましょう。
オフィスのデザイン・レイアウトを考えるときは、そこで働く従業員の動線をしっかり理解し、働きやすさを十分に考慮する必要があります。その中でもオフィスに開放感や広々とした雰囲気を持たせることは、従業員のモチベーションを高めることにもつながると考えられます。
同じ広さのオフィスでもレイアウトを工夫することでオフィスを大きく生まれ変わらせることができます。企業のニーズと従業員の働く環境を整えた広々としたオフィスにすることで仕事や業務の効率を高めましょう。

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