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拡張する現実空間 VRはオフィスやインテリアをどう変えるか

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拡張する現実空間 VRはオフィスやインテリアをどう変えるか

拡張する現実空間 VRはオフィスやインテリアをどう変えるか

ニュースやテレビ番組などでいわゆる日本語では仮想現実と訳されるVR(Virtual Reality)や拡張現実と呼ばれるAR(Augmented Reality)といった言葉を見ない日はない、そう言っていいほど、これらの技術の進歩はめざましく、一般化されてきています。
特に今年夏の話題を総ざらいしていったポケモンGOはスマホを通して現実空間の中にポケモンがいるかのような空間を生み出すという、ARの機能を存分に活かしたアプリでした。一方でゲームなどのエンタメ業界だけではなくビジネスやオフィスの現場でもVRやAR技術は広がってきています。これらの技術は我々にどんな未来を見せてくれるのでしょうか。
 

オフィスのレイアウトも自由自在 VRオフィス体験ができる

【引用元:caribsourceshop】

駅すぱあとなどのソフトやアプリを開発しているヴァル研究所で、室内のインテリアの配置などをシミュレーションして体験できるデモアプリを開発しています。ヘッドマウントディスプレイを付けると、眼前のモニターの中にはまるで実際に部屋が広がっているかのような映像が映し出されます。部屋にはインテリアやオフィス用品を自由に置くこともでき、そしてアプリのボタンを押すことで部屋の中を自由に移動したり、向きを変えたり、視線の高さを変えるなど、これまでできなかったようなリアルなシミュレーションができるようになっています。
同社ではこの技術を用いて、オフィスの設計事務所のプレゼンテーションに活かしたり、オフィスの移転やリニューアルの際の事前シミュレーションをしたりすることができます。このアプリを用いて従業員にオフィス空間を予め体験させることで、より従業員の意見を反映させた快適なオフィス空間を実現することができるのです。
模型などを作ってプレゼンテーションをするよりも、レイアウトの3Dデータをソフトに落とし込むだけなので、時間的にも経費的にも従来の技術よりはるかに負担を減らし、かつ実在感のある提案を行うことが可能になっています。
 

憧れのシティライフを架空空間で体験!不動産事業で活用されるVR

【引用元:mitsui-reform】

都心を中心にタワーマンションなどを運営する三菱地所では、不動産販売の現場にVR技術を取り入れて営業やプレゼンに役立てています。同社ではこの技術を「VR内覧」と名づけ、実際の販売の場で、顧客に対してヘッドマウント型のディスプレイを提供し、マンションと同様の仮想現実空間を提供。360°室内を見回すことで、その部屋の中でも生活の様子を体験したり、部屋からの眺望を確認したりすることもできるようになっています。
従来、新築のマンションでの生活を体験するには、モデルルームに赴くしか方法がありませんでした。人気のある部屋やマンションでは自由に部屋を見学できない、また天候の悪い日は眺望を確認できないといった問題点も多くありました。しかしこの「VR内覧」を用いればヘッドマウントディスプレイを通して、近場のモデルルームなど場所を選ばずに様々な部屋を切り替えて体験することができます。インテリアなどを置いてシミュレートもできますし、タワーマンションの部屋まで顧客も足を伸ばす手間が省けて、営業側としても利便性が高いので、販売側と購入側の双方にメリットがある技術と言えるでしょう。
VRを活用して実際に住む環境や働く環境を事前に確認できるという技術は各所で普及し始めているようです。
 

キッチンの使い勝手を事前シミュレートできるソフト

【引用元:bruzzese】

家具の大型専門店IKEAでは、STEAMというゲームの配信プラットフォームの中で「IKEA VR Experience」(http://store.steampowered.com/app/447270/ 日本語は非対応)というソフトの配信を行っています。
このソフトはヘッドマウントディスプレイの中にIKEAが提案するバーチャルキッチンの光景が広がり、歩きまわることで実際にキッチンの使い勝手や安全性、見た目の好みまで考えていろいろなシミュレーションができるようになっています。IKEAとしてはこのアプリを使ってもらい、事前にどんなキッチンにすれば自分にとって使いやすいのか、また子どもたちが来ても大丈夫かなどの、気になる点をチェックすることができます。商品の販売につなげる目的だけではなく、顧客からの意見をフィードバックすることで今後の商品開発や、店舗でのレイアウト提案にも活かしていく意向を持っています。キッチン家具や冷蔵庫の扉を開けたり、身長を子供サイズに設定して子供の視線でも歩くことができたりするなど、家具屋ならではの視点を活かした、より実践的な内容のソフトになっています。
また家具の材質や色合いなども自在に変更が可能なので、使い勝手の面だけではなくインテリアや見た目のデザイン性、部屋とキッチン用品の調和などにこだわりたい人にとっても、使う価値のあるソフトと言えるでしょう。
 

VR技術の発展でリモートオフィスが当たり前に?

【引用元:donttonealone】

在宅ワーカーの数は増えていますが、家で作業ができるので、通勤時間を気にすること無く、また自分にとって使いやすオフィス空間を実現できるメリットがある一方で、やはりデメリットとして多くあげられるのが、仕事を進めるにあたって一緒の作業をするメンバーとのコミュニケーションです。現在はスカイプやチャットワークなどの通話、会話アプリでの連絡が主であり、カメラを通して映像を流しながら会議をするといった程度のコミュニケーションが現実的なところでしょう。
しかし今後VR技術が発展していけば、モニターやディスプレイを通して、まるでメンバーが一緒の空間に居るような雰囲気を味わいながら、自宅でも仕事ができるようになるかもしれません。文字や音声だけのコミュニケーションでは相手の感情を図りづらくなり、些細な事から誤解も発生しがちです。対面でのコミュニケーションにはやはり、対面なりのメリットというものがあります。
まだ具体的なVRによるリモートオフィスの提案は生まれてはいないようですが、在宅で働くことが多い人、フリーランスやエンジニアなどからはそういった技術の発展を予測、そして期待する声が挙げられています。一人で集中したい時にはヘッドマウントディスプレイを外し、会議や打ち合わせの時間になったらヘッドマウントディスプレイを通じ、お互いの顔を見ながら話し合う。そんな将来はすぐかも知れません。
 
 
VRやARは今後の我々の生活をガラっと変えていく可能性を秘めています。体験や体感などビジネスに使えるもの、ソニーのTVゲーム機プレイステーションでもVR専門の拡張機器が発売されるなど、さらに一般的に、そして生活に密着するものになっていくでしょう。その動向からは今後も目が離せないですね。
 

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