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オフィス移転で検討するデザイン会社は施工事例を参考にしよう

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オフィス移転で検討するデザイン会社は施工事例を参考にしよう

オフィス移転で検討するデザイン会社は施工事例を参考にしよう

会社が新たに事業展開をはかるべくオフィスの移転を決断した際には、オフィス内のデザインを一新するという方法があります。洗練されたオフィスで仕事をすると、自然と従業員のモチベーションもアップし、その結果生産性が上がるかもしれません。そのデザインを考える際、移転担当者の中に専門家がいればともかく、たいていの場合はデザイン会社に依頼することになるでしょう。そこで今回は、デザイン会社を選定するときのポイントを考えていきます。

オフィスはどうやって作る?コンセプトを明確にしよう

【引用元:GAHAG】
【引用元:GAHAG】

新たなオフィスデザインを専門の業者に依頼する前に、まずは自企業のオフィスはどのようなコンセプトをもとにデザインを構築していくか、ということをあらかじめはっきりさせましょう。そうすることによって業者の選び方もある程度絞られてくるからです。以下に、どのようなコンセプトがあるかを見ていきます。
1:生産性を重視するタイプ
余分なものを極力排除し、とにかく仕事に集中できる環境をオフィス内に作り出すことをデザインの目的としています。排除する、とはいっても必ずしも低コストで仕上げるとは限らず、内装にこだわれば逆にコストがかかる場合もあります。
2:効率を重視するタイプ
一般的なオフィスにおいてよく見られるタイプであり、デザイン性はあまり考えられておらず、従業員が仕事をしやすいような机やオフィス什器のレイアウトを編み出し、配置していくものです。一人一人がゆとりを持って働ける、いわゆるパーソナルスペースを作りだしたり、オフィス内を動きやすくする動線も確保しなければならないので、経験豊富な人がレイアウト作成に携わる方が良いでしょう。
3:福利厚生を重視したタイプ
従業員がオフィス内で仕事をする上で欠かせないのがリフレッシュスペースの存在です。福利厚生を重視する、ということはこのスペースのデザインを工夫して編み出すことを指します。コーヒーなどを飲めるスペースやゆっくりと休めるスペース、さらにはゲーム機などを設置するなど、デザインする側としてはいかに「遊び心」を表現できるか、まさに腕の見せ所となるのです。充実したリフレッシュスペースは従業員の気分転換を通じて生産性を上げることにもつながるでしょう。

デザインのコンセプトを考える、その2

【引用元:GAHAG】
【引用元:GAHAG】

引き続き、デザインコンセプトのパターンを検証していきましょう。
4:従業員間のコミュニケーションを重視したタイプ
業務の性質上、従業員同士が会議を開くなど頻繁に話し合いを行わなければならないときに必要となる、ミーティングスペースのデザインも重要になってきます。無機質なスペースよりは明るい色合いなどを使用することによって、従業員もリラックスした雰囲気で良いアイデアを出し合えるようになるでしょう。
5:自然を重視したタイプ
近年はいわゆる「癒し」を売りとする企業が増えてきています。忙しい世の中、ホッと一息つける様なスペースが社内にあれば従業員はリラックスすることができ、仕事に対するモチベーションも上がります。具体的には観葉植物を始めとした「緑」を社内の効果的な位置に配置したり、壁面緑化を実現したりすることでいわゆる「エコ」な企業だというイメージを対外的にアピールすることができます。
6:コスト低下に役立つスケルトンタイプ
オフィスのデザインをするときに、なるべく低予算で済ませたい場合に取り入れやすいタイプとなります。天井の配管がむき出しであったり、壁面も打ちっぱなしとなっているデザインです。低予算で済むだけでなく、近年ではこのタイプがデザイン性に富んでいるという評価もあり、採用している企業も多くなっています。

デザイン業者を選ぶポイント。施工事例の参考を中心に

【引用元:GAHAG】
【引用元:GAHAG】

さて、目指すべきオフィスのデザインコンセプトがある程度固まったら、いよいよそれを具現化してくれるデザイン業者を探す段階となります。その際に注意すべきなのは、デザイン業者と実際の工事業者を分けるか、それとも一括でやってもらうか、ということです。別々にすると、より理想に近いオフィスデザインを完成させることができますが、デザインを決めないと工事も始められないので時間がかかるというデメリットもあります。また、工事の段階でデザインに不備が発見された場合には取り返しのつかない事態が起こりえるので、あらかじめ責任の所在は明確にしておかなければなりません。
一方で、デザインにそんなにこだわりが無ければ、デザイン会社に工事も一括で頼むという手もあります。工事完了までの時間も短くて済みますし、一社が担うのでトータルのコストも考えてもらえ、予算オーバーになる事態も少なくなります。
そして、デザイン業者を選ぶときは過去の施工事例も参考にしましょう。積み重ねてきた実績は、何よりも雄弁にその業者のクオリティをもの語っています。実績がない業者ほど、価格面や(施工とは直接関係のない)サービス面などで自らを安売りしてくるものです。そうした業者は信頼性に欠ける面があるので(いい加減な工事など)、しっかりと見極めていきたいポイントになります。業者のホームページを確認するだけでなく、実際に会社に赴き、施工事例の写真などを見せてもらいましょう。担当者との密な打ち合わせも含め総合的に判断することで、その業者の本質が見えてきます。自分のオフィスのデザインコンセプトと照らし合わせる作業も怠らないようにして、ベストな業者と契約していきましょう。
以上みてきたように、移転を機に理想に近いオフィスデザインを完成させるためには、しっかりとした手順を踏む必要があります。まずはどのようなデザインにしたいのか、業務上の都合なども考えてそのコンセプトを明確にし、それを具現化してくれるデザイン業者や工事業者を探しましょう。そしてその選択の際に大きなポイントとなってくるのは、デザイン業者が実際に手掛けた施工事例です。複数の業者の実績をよく見比べたうえで、一番相性が良いと思われる業者と契約を結びましょう。

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