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高層階?低層階?それぞれのメリット・デメリット

オフィスのお役立ち情報

高層階?低層階?それぞれのメリット・デメリット

高層階?低層階?それぞれのメリット・デメリット

オフィスには、自社ビルやレンタルオフィスなどさまざまな形態があります。いずれにしても多くの企業が高層ビルの中にオフィスを構える時代です。高層ビルには『何階以上から高層ビル』という定義はありませんが、一般的には6階以上を高層と呼び、15階以上を超高層と呼ぶことが多いと言われています。
では、企業はどのような点から高層階と低層階を選んでいるのでしょうか。高層階と低層階にはそれぞれメリット・デメリットがあります。ここでは、高層階と低層階にオフィスを構えるメリット・デメリットを紹介します。

高層ビルにオフィスを構える企業

【引用元:写真AC】
【引用元:写真AC】

さまざまな地域で高層ビルの建設が進んでいる現在では、高層ビルが各都市のランドマークとして認識されるなど、高層ビルの建設は周囲の景気を押し上げる効果があると考えられています。そのため、再開発地域では新規の高層ビルの竣工が進められているのです。最新鋭の高層ビルはステイタスでもあり、いずれは高層ビルにオフィスを……と考える企業も少なくありません。
では、高層ビルにオフィスを構えるメリットはどこにあるのでしょうか。
高層ビルにオフィスを構えるメリットの一つとして、高層ビルの充実した管理体制があげられます。高層ビルのような大型のビルは、警備員などの有人管理が原則となり、管理が徹底しているため設備などの不具合への迅速な対応が期待できます。また、トイレやエレベーターなどの共用設備が充実していることから社内外に関係なく、訪れる人にとって大きなメリットになります。そのため、人の出入りが多いところが高層ビルの特徴ですが、その分セキュリティゲートの設置など防犯面の対策も充実しているところがメリットです。
また、高層ビルの知名度の高さやステイタスは大きなメリットになります。オフィスの信用や信頼、また従業員のモチベーションやリクルーティングに効果があると考えられています。高層ビルの多くが都市部にあるため、交通アクセスが良く、従業員だけでなく、来社するお客様にとって、オフィスの場所やオフィス周辺の環境がわかりやすい点もメリットと言えるでしょう。
一方、高層ビルのデメリットと考えられるのは、出社退社時などのエレベーターです。階数が多く、オフィスを構える企業が多い高層ビルではエレベーターを利用する人も多くなります。エレベーターの待ち時間や混雑は高層ビルならではのデメリットと考えられます。

高層階にオフィスを構えるメリット・デメリット

【引用元:写真AC】
【引用元:写真AC】

前段で高層ビルについて述べましたが、もうすこし掘り下げてメリット・デメリットを見ていきましょう。高層階にオフィスを構えるメリットは大きく分けて2つあります。
まず一つめは、高層階にオフィスがあるというステイタスと環境です。地上から距離があることで騒音など周囲と離れた環境で仕事ができます。高層階の周囲にオフィスがないことで、周りの目を気にすることがないため、ブラインドやカーテンなどを付けることなく、太陽光や開放感を感じることができます。また、高層階にオフィスがあることで目に見える眺望や環境だけでなく、従業員のモチベーションや来社するお客様への信用を高めることができます。
さらに二つめは、充実した設備とセキュリティです。高層ビルでは、多くの企業やお客様など人の出入りが多いため、セキュリティ面が考慮され強化されています。高層ビルを出入りする従業員やお客様の管理をはじめ、セキュリティゲートなどの安全面が充実しています。また、トイレやパウダールームなどの共有部分やエントランスに力を入れる高層ビルも多く、来社する人がビルに良い印象を持つように配慮されています。
その一方で、高層階は高層ビルを使用する人がみな使用する共用部分が多いため、エレベーターなどは時間帯によっては混雑してしまうことがあります。特に企業の始業・就業時やお昼休みの時間帯はエレベーターが混雑し、待ち時間が長くなります。また、災害時はエレベーターの停止や混雑などから、高層階に取り残される「高層難民」になってしまう可能性があります。高層であればあるほど、地上への時間がかかるため、高層階のデメリットはここにあると考えられます。

低層階にオフィスを構えるメリット・デメリット

【引用元:写真AC】
【引用元:写真AC】

低層階にオフィスを構えるメリットとして考えられる点は、大きく分けて3つです。
まず一つめは、地上と適度な距離を持っていることです。高層階ほど地上と離れていませんが、環境によっては騒音などの周りの環境と離れて仕事ができます。またエレベーターの待ち時間も気にならず、階数によっては階段で行き来できる場合もあります。
二つめは、低層階は高層ビルでも安い家賃でオフィスを借りることができます。場所にもよりますが、高層階に比べて、低層階の方が低コストでオフィスを借りることができます。企業にとって家賃は固定出費になるため、企業に合った条件の家賃でなければなりません。安い家賃でオフィスを使用できることは、とても大きなメリットになると考えられます。
そして三つめは、災害時に避難しやすい点です。低層階の場合、階数によっては階段で避難でき、エレベーターの混雑に巻き込まれずに済みます。災害時だけでなく、低層階は普段から外出しやすいため、オフィスと地上の行き来を楽に行なえます。
低層階のデメリットは、眺望が悪いところです。近くに同じ高さにビルがあると、目に見えるお互いの企業が気になってしまう場合があります。そのため、ブラインドやカーテンなど周囲から社内を見えないように工夫しなければなりません。また、環境によっては大通りや高速道路、鉄道などの騒音を感じる場合があります。内見の時間帯は気にならなくても、ビルとそれらの距離はしっかり確認する必要があります。
高層ビルの中には高層階・低層階があり、そのメリット・デメリットはそれぞれ存在します。企業は、それらのメリット・デメリットをしっかり理解し、オフィスを構えることが大切です。企業の理念や特色を考え、高層階と低層階、どちらが企業にマッチしているかをしっかり確認してオフィスづくりをしましょう。

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