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【Case Interview】株式会社テラスカイ・テクノロジーズ

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【Case Interview】株式会社テラスカイ・テクノロジーズ

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Case.52|帰属意識を育てるエンジニアオフィス

オフィス移転やレイアウト変更など、企業のオフィス改革の成功事例を深堀する「CASE Interview」。 52回目となる今回は、Salesforce・AWSのスペシャリスト人材に特化した人材派遣サービスを展開する、株式会社テラスカイ・テクノロジーズ様の増床プロジェクトを深掘りします。 オフィスに込めた想いやこだわりについて、同社の小山様にお話を伺いました。

<お客様情報>
会社名  : 株式会社テラスカイ・テクノロジーズ 様
従業員数   : 約380名
面積     : 148坪
施工年月 : 2025年 3月

今回の増床(リスキリングセンター開設)の背景を教えてください。

小山様:これまでは、親会社である株式会社テラスカイのオフィスを間借りする形で、管理部門もエンジニアも同じフロアに入っていたのですが、親会社の大規模採用を進める中で、本社のキャパシティが追いつかなくなってしまいました当社は恒常的に採用を強化しており社員数の増加を見越していたため、管理部門は本社に残し、エンジニアのための教育・研修に特化したオフィスを増床することとなりました。また当社はIT未経験の方を採用し、SalesforceやAWSなどのクラウドエンジニアに育成する、いわゆる「リスキリング」を生業としているため、このオフィスを「リスキリングセンター」と名付けました。

新オフィス・リスキリングセンターのテーマはありますか?

小山様:「エンジニアが研修し、学び、現場で活躍して、また帰ってくる」──そんな循環を意識した空間を目指しました。エンジニアが入社して研修を受けることはもちろん、研修を終えたエンジニアがお客様先の業務を行う場所としても活用しています。デザイン面では、「いかにエンジニアが学びやすい環境をつくるか」を第一に考え、機能性と心地よさの両立を意識しています。また、今後の社員数増も見据え、レイアウトの可変性を重視し、柔軟に対応できる空間設計にしています。

MACオフィスを選んでいただいた理由を教えてください。

小山様:4社によるコンペを実施した中で、MACオフィスさんのご提案が最も私たちのコンセプトに合っていました。特に空間の使い方に無駄がなく、動線設計や席配置、壁際の活用方法など、提案の随所に「私たちのことをよく考えていただいた」と感じられる内容が多くありました。また、予算内、且つクオリティを保った内容をご提案いただいた点も決め手の1つとなりました。

ご提案内容で印象に残った点はありますか?

小山様:特に印象的だったのは、エントランスです。「実家のような雰囲気で」という要望に対し、縁側をモチーフにした提案をいただきました。施工が完了して扉を開けた瞬間「おおっ!」と感動したほど、イメージにぴったりの空間でした。また、エンジニアのデスクは、50cmくらいずつ互い違いに配置をずらした設計になっています。それにより、向かい合ったときにも目線がぶつかりにくく集中しやすい環境をつくるなど、その細かな気配りに驚かされました。リフレッシュエリアに取り入れたグラフィックアートも、目を酷使しがちなエンジニアに配慮した優しい色使いを提案いただき、役員からも好評でした。

こだわった点はありますか?

小山様:今回こだわったのは、新たに導入したハイカウンターです。 私たちは「コミュニケーション力」を強みの一つとしており、講師とのやりとりそのものも育成の一環だと考えています。ただ、以前のオフィスでは講師席が固定されていて、そこに声をかけに行くスタイルでした。どうしても構えてしまう雰囲気があり、「もっと気軽に質問や相談ができる場所がほしい」と感じていました。その点、MACオフィスさんにご提案いただいたハイカウンターや半円形のテーブルは、使う場面がはっきりイメージでき、まさに理想的でした。

実際にオフィスを使ってみていかがですか?

小山様:とても満足しています。当社のようなエンジニア派遣事業は社員の帰属意識醸成が課題となることが多く、エンジニアが気軽に帰れる場所があることは重要だと考えています。それに付随して、勉強会や懇親会などの社内イベントを多く企画運営しておりますが、可動式の什器のおかげでレイアウト変更がしやすく、シーンに合わせて空間を柔軟に活用できています。また、社員と話す中で個人ロッカーが好評です。以前は袖机を使っていたため、席替えのたびに荷物の移動が大変だったのですが、今は運用がスムーズになり、快適に使えているようです。出社するエンジニアの数も、以前より増えた印象があります。「戻ってきたい」と思える場所があることで、会社とのつながりが自然と深まっていくのを実感しています。

MACオフィスの対応はいかがでしたか?

小山様:毎週の定例ミーティングで進捗管理を徹底してくれたおかげで、安心して進められましたし、とても丁寧に対応いただきました。また、インテリアの色について強いこだわりを持っていたのですが、その細かな調整にも根気よく付き合っていただき、本当に感謝しています。

おわりに

今回のインタビューでは、株式会社テラスカイ・テクノロジーズ様のオフィスを深掘りしました。オフィスづくりは、働きやすさやコミュニケーションの向上にもつながる選択肢の一つです。オフィスの見直しをご検討の皆様にとって、本記事が新たなヒントとなれば幸いです。

それでは、次回のCASE Interviewもお楽しみに!

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