テラスカイ様は2006年に設立された中央区日本橋に本社を構える企業様で、クラウドインテグレーション、クラウドコンサルティング・クラウドサービスの提供等の事業をされています。今回オフィスを移転するにあたって、プロジェクトマネジメントから工事の設計施工教務までを担当させていただきました。計画規模は約400坪で、工事完了引き渡しまでは約４カ月のプロジェクトでした。

今回のプロジェクトゴールは、「人と人の信頼関係を構築できるオフィス」の構築でした。
１． 企業価値の向上
企業ブランディングを表現することで、社内外へメッセージを発信するしかけづくり

２． 社内エンゲージメントの向上
従業員満足の向上と社員の皆様が安心して働けるオフィスエリアの構築

３． 企業文化の持続
柔軟な場の提供と人員計画に対して、柔軟に対応できるレイアウトにすること

１．Entrance　『期待と信頼のエントランス』
何かやってくれそうな期待感はちょっとした演出から生まれます。正面の壁はホテルロビーなどにも使われているウォールナットの木目にキラッと輝くコーポレートサイン。W3000mmもあるロングカウンターは人工大理石を施し重さと安定感を創出。カウンターまでの床には柔らかなカーペットを用いることで、来訪者の脚の疲れを軽減させます。ご来社された瞬間に、期待と確かな信頼を感じることができる、「スカッ」とした明るいエントランスにいたしました。

２．Meeting room
各会議室は星の名前をモチーフに壁紙と家具を選び構成しています。

３．Refresh room『気持ちの入れ替えができるリフレッシュエリア』
フォーマルなエントランスエリアとは違い、リフレッシュエリアはデスクエリアではなかなか難しい気持ちの入れ替えができるようにイメージを一変しました。心を落ち着かせ会話が広がるように、カフェテリアをイメージして壁には木目とレンガで構成しています。肩の力を抜いてフランクにお使いいただけるようにホームユースファニチャーを採用。

今までのオフィスにはリフレッシュエリアがなかったので、最初はあまり使用されていなかったようですが、日が経つにつれ、ミーティングをするチームや女性スタッフ同士でお茶を飲みに来ていたり、一人で考えごとをする社員の方がちらほら出てきたり、リフレッシュルームは次第に活気ある空間になってきているとのことでした。ご提案の段階のデザインやレイアウトをほぼ受け入れていただくことができました。私たちの考え方を信頼いただき、お任せいただいたことに本当に感謝いたします。これからも私たちは、すべての働く人たちを幸せにすることをモットーにオフィスコンサルティングを進めてまいります。