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社員の満足度を上げるオフィスデザインのポイント

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社員の満足度を上げるオフィスデザインのポイント

社員の満足度を上げるオフィスデザインのポイント

企業がより多くの利益を獲得するためには、社員一人一人の力が欠かせません。その力を最大限引き出すためには、社員の企業に対する満足度を上げることが一つの近道となるでしょう。どのように満足度を上げれば良いのかは永遠の課題ともいえますが、今回はオフィスデザインという観点からその課題をクリアしていく方策を探っていきます。

社員の満足度を高めるための基本的な考え方

【引用元:pakutaso】
【引用元:pakutaso】

社員の満足度を高めるためには、給与のアップや残業を減らすなど、待遇面を良くすることが最も手っ取り早い方法ですが、企業側としては中々そうした決断を簡単にはしにくい、という事情もあります。そこで、社員一人一人のワークスタイルに合わせて、それに見合ったワークプレイスを提供、選択ができる環境を作り出すという手段が考えられます。
近年、企業を取り巻く環境の変化により、そこに所属する社員も一人一人働き方がまるで違うケースが多くなってきています。一日中オフィスの中にいてひたすらパソコン入力作業を繰り返している人もいれば、外回りでオフィスに一切戻らない人もいます。仕事内容も一人でコツコツ進められるものもあれば、社員全員が集まって一つのプロジェクトをこなすものもあります。さらに、社員だけでなく派遣社員やアルバイト、パートなど立場の違う人も一つの企業の中にたくさん存在します。
このように「仕事」が多岐にわたる現代、そこで働く人たちを一様に満足させるためには、それぞれに見合った、適切な場所で仕事を行わせるということが大事な要素となります。明らかに場違いなところで仕事をさせてしまっては、そこで働く人達の不満が募っていく(ストレスが溜まっていく)ばかりになるのです。

4つのワークスタイルが満足度を上げるカギ!

【引用元:pakutaso】
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それでは具体的にどのようなワークスタイルが社員達の満足度を上げるのでしょうか。オフィスデザインという観点から4つの要素を見ていきましょう。
1:集中しやすい環境を作る
オフィスで内勤作業をする社員にとって望ましいワークスタイルになります。周りの雑音が多い場所では、なかなか集中して仕事をこなすことができません。さらに、他の社員(外部からの来訪者など)の目線が気になる場合もあるでしょう。こうした環境では注意力が散漫になり、思わぬケアレスミスをする危険性もあります。雑音や目線を100パーセント遮るのは難しくても、パーテーションで区切ったり、なるべく雑多な環境から離れたフロアを作り出すなど、個人の作業効率を最優先に考えるフロア作りは、結果的に仕事に対する社員の満足度を高めることにもつながります。
2:社員を一同に介する場所を作る
仕事は基本的に個人で行うものですが、いわゆる「ミーティング」と言う形で社員を集めて、仕事の指針を話し合うことも必要となってきます。それによって、より効率的に(ミーティングで決まった指針に向かって)仕事を行えるようになるからです。
ミーティングを行うフロアのデザインを(ミーティングをしやすいように)考案することは、活発な意見を交わしやすくなり、より建設的な仕事の指針を決めることにもつながって、仕事へのやる気、そして社員の満足度アップにも貢献することでしょう。

社員の満足度を上げるワークスタイルを考える、その2

【引用元:pakutaso】
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引き続き、社員の満足度を上げる「ワークスタイル」を、オフィスデザインの観点から考えていきます。
3:より快適なリフレッシュスペースを作る
社員が一日仕事をする中で、休憩時間は非常に大切な要素です。仕事で使いこんだ頭を一回リセットし、リフレッシュすることで次の仕事に向かう原動力になるからです。それを可能とするリフレッシュスペースは、まさに「癒しの空間」をコンセプトとしたデザインを目指すことが社員の満足度アップにもつながるでしょう。コーヒーを始めとした各種飲料の充実。遊び心を持ったフロアの現出(遊技台などの設置)。そして何よりも、他の社員と仕事以外で気軽にコミュニケーションが取れるような場所が理想となります。
4:他部署の社員と交流しやすいスペースを作る
仕事は、必ずしも最初から最後まで全て一人でこなせるものではありません。周囲の社員と協力して一つのことを成し遂げる必要性が出てくる場合もありますが、それでも解決に至らない可能性もあります。そんな時に必要となってくるのが、他部署の人とのコミュニケーションになります。他部署の人の意見をきくことにより、自部署だけでは見えなかったものが見えてくることもあり、それが仕事完遂への一つの突破口になるかもしれません。リフレッシュスペースと同様、他部署の人と交流しやすいような(自然と社員が多く集まれるような)フロアをオフィス内に作り出すことは、仕事を順調に進めるうえでのカギにもなるでしょう。

社員の満足度を上げるために社員の意見を聞こう!

【引用元:pakutaso】
【引用元:pakutaso】

これまで、ワークスタイルという観点から社員の満足度を上げるオフィスデザインというものを検証してきました。次に、具体的にどのようなデザインが考えられるかをもう少し具体的に検証していきましょう。
仕事のしやすさという観点で言えば、無機質と言われるオフィスフロアに一工夫を凝らすのが面白いかもしれません。デスクやイスを木製のものにしたり、凝った配色のものを導入すれば一味違った環境で仕事をすることができますし、満足度を上げることにもつながります。また、照明一つとっても、明るさを変えてみたりLED照明を取り入れるなどすればモダンな雰囲気を演出することができるでしょう。オシャレな職場であれば、社員にとって毎日の通勤が楽しいものになります。
こうした、社員の満足度を上げるためのオフィスデザインの創出は、事前に社員にアンケートを取ってみるのも一つの良いアイデアとなります。担当者だけでは見えてこなかったコンセプトが見えてくるかもしれませんし、さらにあらかじめデザインを何パターンか用意しておき、どれが仕事のしやすさにおいてベストと言えるか多数決をとるのも一つの手です。それによって選ばれたオフィスデザインは、多くの社員を仕事上満足させることにつながる可能性も高くなります。
以上見てきたように、企業で働く社員を満足させるためには、いかに仕事を快適に行うことができるか、それをオフィスデザインという観点から追及することが大切な作業となります。また、社員からヒアリングをし、支持率の高いオフィスデザインを創出するという手法も効果的となります。

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