【Case Interview】株式会社ヤマニ

2022/11/2

インタビュー

Case.42｜パートナーシップ

バッグ、財布、ベルト、ゴルフウェア、ゴルフバッグ等の企画・製造・販売を行う、株式会社ヤマニ様（以下ヤマニ様）。2021年に創立80周年を迎えられた歴史のある企業です。

2022年8月、ゴルフ事業部オフィスの移転プロジェクトが完了しました。2年前にオフィスのレイアウト変更を行った頃から、ゆくゆくは広いオフィスへの移転を検討されていたヤマニ様の新オフィスをご紹介します。

移転のきっかけは、旧オフィスビルの近隣に新築オフィスビル建設の情報が入ってきたことでした。旧オフィスでは1人当たりのスペースが限界となり、増員の対応が難しい状況となっていました。今後の事業拡大に向けてオフィスの移転を考えられていましたが、希望する立地に良い物件が見つからないことが懸念事項の１つとなっていました。そこへタイミング良く新築オフィスビル建設の情報が入り、以前より広い面積を確保できることが分かったため移転を決められました。

移転に合わせ、新しいオフィスにはショールームを併設しています。これまで展示会の際にはその都度外部の施設を利用していましたが、自社でショールームを持つことで、展示会の長期開催が可能になることやタイミング問わず商品を見ながらフレキシブルな商談ができ、お客様とより濃い時間を過ごすことができるメリットを感じてショールーム併設を決断されました。これにより、お客様や取り扱うブランド、販売店とのより強いパートナーシップ構築を目指しています。

＜エントランス＞ヤマニ様の世界観に引き込まれるような期待感高まるエントランス。黒に塗装した天井がより一層雰囲気を演出しています。

ショールームフロアは、黒と木目を基調とした空間となっています。ヤマニ様で取り扱いされているブランドから着想を得た、ご担当者様こだわりのエリアです。ヤマニ様にはロンドンとニューヨーク発のブランドがあり、ロンドンの「黒い鉄柵」や「スチール」のイメージと、ニューヨーク発のブランドのオフィスや店舗でふんだんに取り入れていた「木目」を織り交ぜ、デザインに落とし込みました。大きな窓と眺望も相まって、海外の弁護士事務所のオフィスを思わせるスタイリッシュな空間となっています。展示会ごとに新たな装飾を加えることで、また違うイメージが楽しめます。

＜ショールームフロア＞フロア中央に位置するミーティングスペースには、10人掛けの大きなロングテーブルと座り心地の良い椅子を配置。

ご担当者様インタビュー

断捨離など移転の事前準備がとてもスムーズに見受けられました。何か秘訣はありますか？

断捨離は数年前から半年に1回、期間を決めて皆で行っています。期間中に場所を決めて廃棄するものを集めますが、その収集場が散らかってしまうこともあります。そのような時もどうせ捨てるからそのままにするのではなく、持って行ってくださる人のことを考えて、思いやりを持ってその場を掃除・整頓するようにしています。思いやりという面では、お手洗いがキレイだと褒めていただくことが多いです。ヤマニではゴルフを楽しむ社員が多いのですが、ゴルフ場のお手洗いでは置いてあるタオルで洗面台に飛んだ水滴を拭くのがマナーです。皆が気持ちよく過ごすという考え方が社員に自然と身についているのかもしれません。

ご移転後、働き方に変化などはありますか？

会社にこんなに良い環境を整えていただいたので全社員で大切に使っていきたいと思っています。ショールームでは展示会の経験を重ね、飾り方を研究したり、壁に映像などを投影したり、これから試行錯誤していきたいです。また、オフィスが広くなったからこそ、会議室にこもっての打ち合わせはあまり行わないように意識しています。オープンな席で話すことで、周りの社員にも今どんな仕事が動いているのかが見えるようになり、情報が入ることで刺激にもなると思っています。オフィスづくりに込めた縁起担ぎの願いも、スタッフのモチベーションUPに繋がっているようです。

MACオフィスを選んでいただいている理由を教えてください。

営業担当さんのお人柄と対応力です。ヤマニにはMACオフィスの営業担当さんのファンがたくさんいます。ずっと担当してくださっているので、当社のことを理解されていますし、打ち合わせが非常にスムーズです。大阪支店のレイアウト変更を依頼したこともありますが、コストコントロール力、提案力があり、私たちに寄り添った提案をしてくださるのでとても信頼しています。相談しやすい関係を作っていただいているので、今回の移転も知らない用語がたくさん出てくるなか、１つ１つ丁寧に対応していただき助かりました。