【Case Interview】株式会社マグエックス

2022/2/4

インタビュー

Case.30｜働きやすさと自社らしさ

株式会社マグエックス様（以下マグエックス様）は、マグネットシートなどを扱う国内唯一のプラスチック・マグネットの専門メーカーです。世界に先駆けて車の初心者マークなどに使用されるマグネットシートの量産化に成功し、常に新しい技術・製品開発に取り組まれています。

2021年11月に東京本社の移転プロジェクトが完了しました。移転のきっかけは、以前入居されていたオフィスビルのオーナーが変わり、新しいオーナーが建替えを希望されていた事でした。移転にあたりマグエックス様が重視されたのは、『社員が働きやすいオフィスづくり』です。働きやすさを実現するためこだわった、新しいオフィスのポイントを紹介します。

１．島型（対向式）のレイアウト

マグエックス様では1人1人の荷物量が多く、以前から引き出しが多くあるデスクや袖机を活用されていました。フリーアドレスにすると荷物を取りに行ったり仕舞いに行ったりと移動が増え、社員にとっては働きにくくなってしまうため、フリーアドレスを導入する企業が多い中、敢えて島型のレイアウトにしました。部署毎にまとまっている事から、チーム内の情報伝達に向いています。

2．座り心地の良い椅子

長時間座る椅子選びにもこだわりました。座り心地を体感いただくためショールームへご案内し、複数の椅子を実際に座り比べ、皆様にとって座り心地の良い椅子を検討していただきました。選ばれたのはフルーエント（株式会社オカムラ）です。座った際の衝撃を吸収する座面と背中をやさしく包み込む背面のフィット感が心地良い椅子で、皆様のデスクワークをサポートします。

３．コミュニケーションの取りやすさ

社員間でコミュニケーションが取りやすいことも働きやすさに繋がるポイントです。社員の皆様が顔を合わせやすいよう、オフィス内の家具はすべて低いもので構成しました。この顔を合わせられる事を基準に、仕切るローパーティションの高さ1つにもこだわりを持って家具の選定を行いました。これはマグエックス様が働きやすさと同時にもう1つ重視されていた、『お客様が来社された際に全員がお顔を見て挨拶できる環境』にも繋がっています。マグエックス様では来社されたお客様へ「いらっしゃいませ」と皆様でお出迎えする文化があります。その際にどの席からもしっかりとお顔を見て挨拶ができるよう設計しています。風通しが良くオープンな企業風土から成る、マグエックス様らしいオフィスが完成しました。

マグネットが付くスチール製の家具を多く取り入れた点にもマグエックス様らしさが表れています。オフィスのあらゆる場所でマグネットを使うことができ、社内で製品の耐荷重テストが行える他、マグネットを使った収納方法を見出すなど、一番に製品を活用されています。

エントランスのデザインコンセプトは『Advance-“前進” × Stylish-“洗練”』です。斜めのラインで「上昇」「先進性」を表し、ブルーのロゴにホワイトを基調とした爽やかさと、表情のあるスチールの配色で高貴な雰囲気のあるデザインとしました。斜めのラインをあえて均等にせず細い帯を入れることで、個性溢れる社員の皆様とマグエックス様の多様性を表現しています。

＜エントランス＞エントランスデザインは社員投票で決定され、社員の皆様の意見が反映されています。

ご担当者様インタビュー

MACオフィスを選んでいただいた理由を教えて下さい

営業担当のきめ細かく安心感のある対応が決め手となりました。全く予定していなかったタイミングでの移転で期間は限られ、わからないことも多く、移転に対する不安は大きかったです。ＭＡＣオフィスさんにはレイアウトや家具の提案、コストコントロールだけでなく、スケジューリングまでトータルマネジメントしていただきました。先手先手でアドバイスがあり「次に何をしなければならないのか」が明確になったので、短期間でもいいオフィスが出来るなと確信できました。おかげで私たちもギリギリまでこだわってオフィスづくりができました。いつでもウェルカムな雰囲気をつくってくださり、皆さん相談しやすかったです。

実際にオフィスを活用してみて気づきはありましたか

総面積は以前とあまり変わらないのですが、どの場所もゆったりと使えていて、イメージしていたより広く感じています。あとは、以前よりコミュニケーションが取りやすくなりました。見通しが良いので社内を歩いていると声を掛けられることも多いです。このきれいな状態を保てるようにと社員間で「荷物は出しっぱなしにせず仕舞おう」など声を掛け合う姿が出てきました。清潔なオフィスを保つための好循環になっています。